4.イザベル (シャルル・アズナブール)  | 新・づらづら日記

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今回は洋楽から。洋楽のコサキンソングといえばまずコレですね。

 

 

イザベル[Isabelle](シャルル・アズナブール[Charles Aznavour])

 

 

 

作詞・作曲:シャルル・アズナブール

 

 

レコード:HIT-1517 (1968年) 他 キングレコード
CD:TOCP-65925 (2001年) EMIミュージック

 

 

入手難易度:☆
コサキン度:☆☆☆

 

 

 シャルル・アズナブールはフランスの国民的シャンソン歌手。フランス国内だけでなく欧米の音楽界では知らない人はいないというほどの有名人。シャンソンとはイタリアのカンツォーネなどと同様「歌」と言う意味なのでまぁ平たく言うと「フランスの歌謡曲」ということになるんでしょうか。
このシャンソンが1960~70年代に日本でも流行し美輪明宏や越路吹雪など和製シャンソン歌手なども輩出されたほどなのでかなりの人気があったことが窺えます。

 

 

 シャンソンの魅力は何といっても流麗なメロディと人の生き様を綴った歌詞。そこには愛という壮大なテーマなどが掲げられていたりもして敷居が高そうですが、基本的にはパーソナルな感情を芸術的かつ最大限にあらわした素朴ものと考えたほうが良いでしょう。

 

 

 そのシャンソンがなぜかコサキンで流れようとは・・・w

 

 

 まぁこの曲はイザベルという女性に対する思いを妄想的、詩的かつ情熱的に歌い上げられるのですが、語りが大半で曲の中盤でいきなり「イザベル・・・ウヒョヒョ」と狂ったように笑い始めるシャルル・アズナブールがリスナーのツボに入ったわけでw

 

 

 まぁ初めて聴く方には面食らう曲かもしれませんがこの曲は1964年に発表された彼の代表曲で彼しか歌えない曲でもあり日本の熱心なファンからの人気の高い曲で色々な意味で特別な曲である事は間違いないのです。細かい話になると1964年のオリジナル版の他に1974年のリテイク版やライブ版、スペイン語版やイタリア語版などもあるようです。

 

 

 ちなみにシャルル・アズナブールの代表曲と言えばもう1曲「SHE(忘れじの面影)」というエルヴィス・コステロがカバーした曲が一番有名なんですがこの曲は原曲も英語なんですよね。現在85歳と高齢にもかかわらず近年では彼の持ち味でもあるジャズにも傾倒し、1年前にはセリーヌ・ディオン、エルトン・ジョン、スティング、ポール・アンカ、プラスド・ドミンゴなど各ジャンルの著名歌手と共に多言語のデュエット曲集CDなども出すほどの精力的な活動を続けている模様。すごいですねぇ。

 

 

 なおCDでのベスト盤や中古レコードなどでも比較的見つけやすいので探し出せたらぜひ笑い狂ってみてくださいw