本日全世界同時発売、GUNS N' ROSESのなんと17年ぶりのオリジナルニューアルバム「CHINESE DEMOCRACY」が私の手元にもお目見えしました。
一通り聴いての一言
「なんだ、意外に聴けるじゃん」w
オリジナルメンバーがボーカルのアクセル・ローズただ一人ということで私が想像していたのはアクセルのやりたい放題っていうのがあったんで散漫な感じになるのかなと思いきや意外に全盛期の面影を残しつつモダンな感じに仕上がっていたのである意味オドロキ。まだまだ作曲能力があったのかこの男は( ̄△ ̄)
直感的に全盛期のGUNS N' ROSESというのはアクセルのボーカルにスラッシュ&イジーのギター、ダフのベースがあっての音というのがソレなのですが、やはり大きな鍵を握っていたのはアクセルなんですよ。このアルバムを聴いて確信しました。
スラッシュ、ダフ、マットのGN'R残党組のVELVET REVOLVERのアルバムの楽曲と聴き比べると楽曲の充実度の差は良く分かります。厳密に言うとこのGN'Rのアルバムの曲は充実しているのだが音の質感のオリジナリティがアクセルのボーカル以外は皆無で他のどのミュージシャンが演奏していてもこの物足りない結果であったであろう。またVRのアルバムは音の雰囲気がまさに全盛期のGN'Rに近いものではあるのだがその楽曲のクオリティを凌駕するものは1つといって無い。
共通項はどちらのアルバムの曲も佳曲は多いが決定的なキラーチューンとなる曲は無い。つまりこの2つのバンドが組み合わされば私の知っているGUNS N' ROSESとなるはずなのだが・・・まぁソレは今となっては無理な話なのだろうな(´・ω・`)
いずれにせよコレをGUNS N' ROSESと呼ぶにはオールドファンとしては難色を示してしまうのですが、個人的には表現力がボーカリストとしても成長したアクセル・ローズのソロアルバムとして考えるのであれば高評価は出来るアルバムです。なにしろ17年も経ったんだもんなぁ。高2一人成長分かよ(;´Д`)