落合監督もさすがにインタビューでは笑みがこぼれていましたが、ここまでかなりのプレッシャーはあったでしょうねぇ。今日の試合も最終回山井をスパッと替えて岩瀬にしたのも落合監督ならでは。まぁ単純に考えて山井は7回まで持てばという考えだったのでパーフェクトはあくまで個人記録でオマケですしね。しかし山井がダルビッシュに投げ勝つなんて誰も予想しなかったよw
そしてMVPは予想通り中村紀洋。彼は本当に波乱の1年でしたね。オリックスから自由契約を突きつけられ、浪人からのキャンプスタート。そして中日に育成選手枠で拾われ年俸400万どん底のから這い上がりシーズン開幕時には支配下選手となって1軍スタート。
元々4番を打つだけの能力はあったもののフォアザチームに徹した今季はスタートこそ地味だったものの福留の穴を埋めるべく中軸を打つようになってからはホームランは少なかったもののここぞという場面での安打が多く、その勝負強さがこのシリーズで実を結び最後にはMVPという名誉をモノにすることが出来た、とは・・・・・・なんかドラマみたいだよなぁ。まぁこれで彼のことを悪く言うことも無いでしょう。
日ハムはシリーズ初戦の3ランだけであとはなんか元気がなかったですね。とはいえダルビッシュは凄い投手。打線も後半は復調したものの上手くつながらず悪いほうに流れが行ってしまい最後まで引き寄せられなかったのが痛かった。ただ若い選手が多いだけにまだまだチャンスはこれからというところでしょうかね。ただ来季から監督が代わるのでチームカラーが変わってしまわないかがポイントかな。
ともあれアレだけ強い日本ハムを最後は零封で倒したのだからまさに完勝といっても過言ではないですね。昨年のリベンジもできたことですし。次の目標は連覇ですか。コレはさすがに難しいかもしれませんがコレが出来るのは中日しかないですからね。とにかくリーグ優勝・クライマックスシリーズそして日本シリーズの完全制覇が絶対条件。まぁ結果も大事ですが来年も野球が面白くなってくれることを祈ります。おめでとうドラゴンズ!
今日のBGM:燃えよドラゴンズ2004 (水木 一郎)