伝説の遺産 | 新・づらづら日記

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音楽・お笑い・スポーツ・アニゲetc. 雑食系バカ・ジャブきちが綴る日々の雑記帳です。令和元年6月、ヤフーブログから引っ越してきました。

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先日言っていたOTIS REDDINGのDVD「THE REGACY OF OTIS REDDING」をようやく観ました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           

 観終わった今、鼻血まみれです、ええw
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OTIS REDDINGは私の中ではSAM COOKE、60年代のSTEVIE WONDERと並ぶ3大R&Bのうちの1人であります。この3人は何といっても別格ですね。特にOTISはこの3人の中でもさらに別格です。


OTISは1967年の12月に飛行機事故でわずか26歳の生涯を遂げた伝説のR&Bシンガー。唯一無二の声と歌唱で実質7年間の歌手生活中特に大きなヒット曲はなかったものの他界してからの彼の評価は高くなり名曲「(SITTIN' ON) THE DOCK OF THE BAY」は彼の死後発表され唯一のNo.1ヒットにもなりました。その後も未発表曲を中心に伝説を作っていったわけですが、私は何度も曲を聴いてはいたものの彼の歌っている姿を見たことが1度もありませんでした。

 そこへこの度没後40周年を迎えるにあたり数少ない生前の彼の活躍する映像が見事DVD化されたというわけです。発売も彼の誕生月に合わせたというのもニクイ心配り。


 内容はOTISの妻と娘・ZALMAさんKARLAさん、所属レーベル・STAXの創始者JIM STEWART氏、そしてOTISのバックバンド・BOOKER T. & THE MG'SのギタリストSTEVE CROPPER氏とBOOKER Tとのホーンセクションを担っていたWAYNE JACKSON氏などによる彼にまつわるエピソードインタビューを織り交ぜ進みます。

 そしてメインの映像は全て1965年以降のものでTV用の素材(もちろん口パクテイクも有)からプロモ用のフィルム(今のPV)、ヨーロッパツアーの貴重ライブ音源、そして目玉は事故で亡くなる24時間以内の直前の歌唱映像(1967年12月9日)と少ないと言われていたながらも盛りだくさんの内容。涙モノです。



観ていて思ったのはOTISの印象。声と写真だけだと20代とはとても思えないほどの貫禄ぶりですけどこの映像を観てガラリと全く変わってしまった。本当に彼は普通の若者だったのだなぁ、と。

彼は踊りが苦手だったそうでやはり歌唱中も大きな体を揺らしながら上半身をロボットのようにぎこちなく動かしカメラに向かってにこやかに歌う映像はどことなく愛嬌があり、また全身の力を振り絞るようにして歌う様は格の違いを見せつけられたりと変幻自在。ただバックダンサーのお姉ちゃんたちがちょっとウザかったりもしますがそれはTV用の素材なので致し方ないところですがね。(^_^;

また奥さんのインタビューによると彼自身特に上手い歌手だとは思っていなくむしろ常に上手くなる努力をしていた人間だったそうです。私はそうは思えないんですけどね(^_^; そして家庭を大事にしていた人間だったそうです。このインタビューに出ていた全ての人は彼の仕事ぶりではなく人柄について触れています。それだけ彼の愛された人間性が歌に反映されていたわけですね。納得しました。



そしてOTISがチャートの数字以上に黒人だけでなく白人にも支持されていたことも見受けられます。確かにOTISはアクが強く万人受けするタイプの歌手ではないかもしれません。かといって黒人層だけに支持されていたわけでもなくROLLING STONESのカバーなんかも平気でやってのけたりとその懐の深さは計り知れず。間違いなく彼がまだ生きていたら確実にR&Bのシーンは変わっていたことでしょう。

それだけにこのDVDの最後に収められている生前最期の映像は涙なしには観られません・・・(ノДT)


ともかく初めて観る映像だらけに興奮しっぱなしの90分。ちなみにこのDVDは輸入版です。英語字幕があるので私のノーミソでもかろうじてインタビューの内容がわかるようにはなっていますw 日本盤はまだ出ていないようですが内容が変わるわけでもなさそうなので買っちゃいました。秋の夜長に興味があればお試しあれ♪