似非 | 新・づらづら日記

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音楽・お笑い・スポーツ・アニゲetc. 雑食系バカ・ジャブきちが綴る日々の雑記帳です。令和元年6月、ヤフーブログから引っ越してきました。

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 ☆ドラえもんの最終回・・・・・・何をいまさらって話なんですが、元々ドラえもんの最終回自体は作者である藤子・F・不二雄氏が数種類描いており、そのうちのひとつは単行本の6巻にも収録されてるわけでつまり実在はしているんですよ。その後作者が終わらせるのをためらって出版社と相談して7巻以降へ続いてはいるものの本当本物の最終話はそれ以降作られてはいない、というのは周知の事実であるところ。


 むしろソレでいいはずなのだが、熱狂的なファンにより同人誌化され最近になって問題が明るみに出されて一応和解で事が済んだ様で。遊びが過ぎたようですね。


 でもこういうのってシャレがあって藤子・F・不二雄氏がもしご存命だったら喜びそうなことなんじゃないのかな。そういうこともあって和解で済んだのかもしれない。大体今の出版業界って、漫画や同人誌がなければ成り立ってないからね。コレでもし訴訟沙汰になったら足元掬われるところだったでしょう。


 確かに著作権侵害は罪ですが、漫画だけは不思議なものでこういうものがないとファンが付いてこない。昔は出版社のほうが有名漫画家を起用して漫画入門書など出してどんどん描こうなんていう風に後押ししてたはずなんですが、今じゃ漫画好きな方々はみんな絵描くの上手いですからね。レベルが上がっちゃってその無数の作家の中から発掘、引き抜きするのが出版社の仕事。商業誌が売れなくなってくるのは自明の理ですよ。

 つまり漫画が売れなくなってきてるのは少子化云々よりも多様化に迎合しすぎ。同人と張り合ったって食いつぶすだけだっての。多様化は同人レベルに任しとけばいいの。話題性だけで同人がコレだけ売れるんだから商業誌も単純に話題作りが下手なんじゃないの? あと狙いすぎなのも多いね。



今日のBGM:UM,UM,UM,UM,UM,UM (MAJOR LANCE)