前者のほうは「幻の名盤解放歌集」でも取り上げられていて、田舎から出稼ぎへ行った父親が東京で蒸発して音信普通になってしまい取り残された娘と家族の悲哀な気持ちを歌った何とも切ない歌。(発売当時は出稼ぎ蒸発が社会問題だったらしい:苦笑)
「♪父ちゃんどこさ行った~東京の姉ちゃんに騙されて~」という出だしのダイレクトな歌詞はいつ聴いても秀逸。まぁ今回是非とも原盤が欲しかったのでゲットしました。
後者のほうは「コサキン」や「おバ歌謡」などでも紹介されたあのカーペンターズの名曲の日本語カバー。当然リードボーカルを取っているのが前川清・・・ではなくこの曲だけ同メンバーの小林正樹という変則シングル。(当然売れなかったのでその後小林さんはリードを取らせてもらうことはなかったようだ:苦笑)
で、内容はというと・・・全部通して聴いたことないもんで今回初めて聴きましたけど小林さんの南州太郎や石川進にも似た声色が賛否分かれるところ。味があって悪くはないんだけどねぇ・・・ただ的が外れているというか、売れなかっただろうなぁという内容。この曲の聴き所はなんといってもサビの部分の歌詞。「♪EVERY SHALA-LA-LA~EVERY WOO-WOO~”今~”」ってのが何ともミスマッチ。(苦笑)
この曲も以前から欲しくて欲しくてヤフオクずーっとチェックしてて今回ようやく上がったのでジャケットがなかったけど音源がCD化されていないこともあってゲットしちゃいました。当分の間この曲ヘビーローテでかかりまくり決定ですw
というわけで今回も出品者の方々、誠にありがとうございました。