新・づらづら日記

新・づらづら日記

音楽・お笑い・スポーツ・アニゲetc. 雑食系バカ・ジャブきちが綴る日々の雑記帳です。令和元年6月、ヤフーブログから引っ越してきました。

猛暑もいったん落ち着いたのでそろそろやってみますか。

 

まず1枚目は

あらんどろん「ばんぐみブギ」

こち亀12巻の巻末コメントにも載ってる女性ミュージカルコメディートリオの2nd(ラスト?)シングル。

メンバーは、ナメ(滑川芳子)、アッコ(本木敦子)、エリ(奥山栄子)の3人組。
日本テレビ「11PM」の金曜日オープニングで「♪シャバダバシャバダバ~」でおなじみのテーマ曲を歌唱。(ちなみに1stシングルがこの曲をフィーチャーした「ウィ!シャバダバ」という曲)

この曲は「買物ブキ」の改作カバーで当時の人気TV番組を織り込んだファンキーディスコな企画物。

オリジナルの補作詞にはかま満緒、作曲が服部良一、編曲が息子の服部克久という企画モノとしては割と豪華な顔合わせ。

B面の「ブギウギ東京」は服部良一氏作曲の「東京ブギウギ」に対する息子克久氏によるアンサー風ソング 。

ちなみにあらんどろんはこの2枚のシングルを残してこの後すぐ解散したそうです…

 

続いて2枚目は

ひまわりキティーズ「パンダちゃん音頭」

名曲『老人と子供のポルカ』でバックを務めた子供コーラスグループがメインとなって、パンダ初来日ブームに便乗してノリの良い音頭を歌った例によって内容の薄〜い曲。アレコードでも紹介されましたね。

作詞があの伊藤アキラさんですが、「♪パンはパンでも売らないパンだ」「♪パンタロンよりオシャレなものは」「パンタグラフは電車のあたま」などとダジャレだけでパンダに全く関係ありません。苦労したんだろうな、きっと(^_^;

しかもパンタロンとパンタグラフはジャケットにしっかりと描かれていますw

しかしまぁパンダ関連のレコードはホントにハズレがないなw

 

そして最後は

片岡鶴太郎「IEKI吐くまで」

今ではすっかり小さなヨガ仙人となってしまった鶴ちゃんこと片岡鶴太郎の破天荒汚れ芸人(?)ながらも、ノリに乗ってた時代の下衆なシングル。この頃とんねるずもそうでしたが演歌・ムード歌謡が地味にトレンドになったりで芸人たちがこぞってこんなふざけたシングルを出していたおおらかな時代でした。

ちなみにラテンムード歌謡風のB面の「床上手」でデュエットしている乳ナヲミという方はどうやら伝説のコント番組「コラーッ!とんねるず」のスタッフ・出演者としても活躍していた平塚直美さんという方らしい。秋元康コネクションということか。

 

A、B面共に「川の流れのように」の作詞:秋元康、作曲:見岳章、編曲:竜崎孝路トリオの仕業なのだから今となってはある意味凄いわ。

 

というわけで暇があればまた発掘してきますw(=゚ω゚)ゞ

 

 

先日はこちらに観劇へ

インディペンデントシアターojiにて金子賢太朗さん主宰の演人の夜「もしも生殺与奪の権を私が握ったら」を観てきました。

 

 3年前にシアター風姿花伝にて行われた「黄金のコメディフェスティバル2022」にて初演が行われた作品の再演。といっても初演は45分という尺の中で行われたもので、それを構想90分、さらには105分まで増量してのリブート再演。

 

 内容はSNS全盛のこの時代におけるちょっと風刺の効いたブラックコメディー。一人の女性がある男を助けたがために○○してもいいというかなりダークな内容。しかし多用する直接的なセリフを自主規制して「ぴね」とか「ころがす」とちょっと笑いに変えたりと重くならないような仕掛けもあり純然たる不条理コメディーに仕上がってます。

 

 初演の大爆笑した衝撃も凄かったけど今のSNS荒廃時代がこの作品に追いついた(?)せいか、リアルさが深みを増し、笑いが一段とパワーUP! 今回加筆増量された部分も非常にぶっ飛んだものになっていてもうわけのわからない展開に!w とにかく熱量が全力で凄い!ブラックコメディーながら最高の面白さ!脚本もテンポも尺も申し分なく演者の皆様全員に見どころもあって最高に素晴らしかった! やっぱりコメディーはこれくらい面白くなくてはね!というお手本中のお手本!

 

 初演でもパワフルな阿呆総理役を務めた夢麻呂さんが今回もさらにパワーアップ!w 初演時には最優秀俳優賞を受賞した記念すべき役だっただけに今回も非常に素晴らしかった! あと初演にはなかった「阿呆国歌」もかなりのインパクト!終演後のカテコで観客総立ちでみんなで大合唱と最後までわけのわからない舞台でしたw

 

 ブラックなテーマの中で多用する殺伐としたワードを言い変えた事により、ライトにより分かりやすい終始笑えるコメディーに仕上がっているのはホント凄い。そして主演の中山さつきさんと夢麻呂さんの所狭しと暴れまくるパワフルさ、そして丸山正吾さんのいちいち鋭いツッコミはもう最高でした!

 

 終演後はチェキ会で夢麻呂さんとツーショット&軽くご挨拶。また一ついい思い出になりました (^_^)

 

 

梅雨真っ盛りのはずがなぜか夏真っ盛り…暑い。

というわけでそろそろやってみますか。

 

まず1枚目は

ボニー・ジャックス「世界の国からこんにちは」/石川進「オバQ万博へ行く」

4月から開催されている大阪関西万博。こちら前回55年前の大阪万博を盛り上げようとする一環のキャンペーンソング。発売年が1967年と万博の3年前なので用意周到だったんだろうなと。

A面は三波春夫や坂本九で有名な同一曲。B面は意外と知られてないオバQとのタイアップ曲。

しかしジャケには全くオバQ出てこないのよw これはおそらく大人の事情でしょうね。しかし万博ってのがあんまり良く分からないものだからやっぱりというか確実に内容の薄い歌詞になりますねw

しかも1967年だとオバQ人気も若干下火で開催年の1970年にはパーマンやら怪物くんやらいろんな藤子漫画が人気となっていただけにちょっと勇み足な感じ。まぁでも石川進さんが歌うとやっぱりオバQっぽく聞こえちゃうのはさすがだなぁ。

 

続いて2枚目は

マキ上田「インベーダーWALK/あいつはインベーダー」

女子プロレスの元ビューティーペア・マキさんのインベーダー人気便乗テクノ歌謡・カルトディスコソング。

この曲プロレスを引退後ソロとして出した唯一の曲なんですが、芸能界もすぐ引退してしまったため曲が良かっただけに後年レアなものとなってしまいました。

ちなみに先日のカンコンキンのジョニ男さんのコーナーでこのB面「あいつはインベーダー」がかかった時は1人で爆笑してましたw

「♪Across The Space Flying UFO」それ何でA面じゃなくB面を選ぶ!?w

 

 

 

そして最後は

たかだみゆき「恋愛未遂常習犯」

アレコードではやさぐれ歌謡「ピンク・ヒップ・ボーイ」でお馴染みたかださんのデビュー盤。

あちらが「プレイバックpart.2」だとしたらこちらは「絶体絶命」風。B面も同様に狙ってますな。

サビの「るっせえ×3」がAdoを彷彿とさせますw

たかだみゆきさんはこの後正統派の演歌歌手になるわけですが、やっぱり奇を衒うよりもちゃんと路線は見極めた方かよいかとw

 

というわけで暇があればまた発掘してきますw(=゚ω゚)ゞ