猛暑もいったん落ち着いたのでそろそろやってみますか。
まず1枚目は
あらんどろん「ばんぐみブギ」
こち亀12巻の巻末コメントにも載ってる女性ミュージカルコメディートリオの2nd(ラスト?)シングル。
メンバーは、ナメ(滑川芳子)、アッコ(本木敦子)、エリ(奥山栄子)の3人組。
日本テレビ「11PM」の金曜日オープニングで「♪シャバダバシャバダバ~」でおなじみのテーマ曲を歌唱。(ちなみに1stシングルがこの曲をフィーチャーした「ウィ!シャバダバ」という曲)
この曲は「買物ブキ」の改作カバーで当時の人気TV番組を織り込んだファンキーディスコな企画物。
オリジナルの補作詞にはかま満緒、作曲が服部良一、編曲が息子の服部克久という企画モノとしては割と豪華な顔合わせ。
B面の「ブギウギ東京」は服部良一氏作曲の「東京ブギウギ」に対する息子克久氏によるアンサー風ソング 。
ちなみにあらんどろんはこの2枚のシングルを残してこの後すぐ解散したそうです…
続いて2枚目は
ひまわりキティーズ「パンダちゃん音頭」
名曲『老人と子供のポルカ』でバックを務めた子供コーラスグループがメインとなって、パンダ初来日ブームに便乗してノリの良い音頭を歌った例によって内容の薄〜い曲。アレコードでも紹介されましたね。
作詞があの伊藤アキラさんですが、「♪パンはパンでも売らないパンだ」「♪パンタロンよりオシャレなものは」「パンタグラフは電車のあたま」などとダジャレだけでパンダに全く関係ありません。苦労したんだろうな、きっと(^_^;
しかもパンタロンとパンタグラフはジャケットにしっかりと描かれていますw
しかしまぁパンダ関連のレコードはホントにハズレがないなw
そして最後は
片岡鶴太郎「IEKI吐くまで」
今ではすっかり小さなヨガ仙人となってしまった鶴ちゃんこと片岡鶴太郎の破天荒汚れ芸人(?)ながらも、ノリに乗ってた時代の下衆なシングル。この頃とんねるずもそうでしたが演歌・ムード歌謡が地味にトレンドになったりで芸人たちがこぞってこんなふざけたシングルを出していたおおらかな時代でした。
ちなみにラテンムード歌謡風のB面の「床上手」でデュエットしている乳ナヲミという方はどうやら伝説のコント番組「コラーッ!とんねるず」のスタッフ・出演者としても活躍していた平塚直美さんという方らしい。秋元康コネクションということか。
A、B面共に「川の流れのように」の作詞:秋元康、作曲:見岳章、編曲:竜崎孝路トリオの仕業なのだから今となってはある意味凄いわ。
というわけで暇があればまた発掘してきますw(=゚ω゚)ゞ