久しぶりのブログです。
本日、AIR-G' FM北海道のbrilliant daysに
ゲスト出演させていただきました。
今回は、今の時期に多い洗濯相談や冬物のお洗濯についての
お話をさせていただきました。
カビのついた敷き布団”何とかしてほしい”と
いう声が多いのでブログにまとめてみました。
カビの繁殖には、湿度・空気(酸素)・養分が必要です。
大きな原因は結露です。
結露は温度差によって発生します。
布団の中は暖かいので人の体から出る汗が発散され、多湿な状態です。
そしてフローリングなど温度が低い部分と
接しているところは結露をひきおこします。
特に北海道のマンションで1階や最上階の角部屋では
冷えていることが多いので結露が発生しやすくなっています。
そのため冬にカビが発生しやすいのです。
養分は、布団の汚れ、汗皮脂、垢、ダニの死骸、おねしょなど。
普段から洗っていないお布団には養分がたくさんあると考えてください。
カビ布団の問い合わせは12月頃から増え始め、3月頃がピークとなります。
特に3月に問い合わせいただくお布団はひどいカビの場合が多いです。
コインランドリーで洗えるのは、中綿がポリエステル、
またはポリエステル/ウール=50/50の布団です。
これらのお布団でもポリウレタンなどの低反発素材の入った
お布団は洗えません。
また、中綿が真綿や羊毛100%の布団は洗えません。
3層構造のものは上下2層がキルティングしてあっても
中心の綿が固定されていないものがあります。
そのまま洗うと中心の綿が偏る場合がありますので
偏らないようにして洗う必要があります。
ちょっと難しいコツなので公開できませんが、
ジャバリンでは偏らないようにしてから洗っています。
カバーをつけている場合は外して一緒に洗ってください。
コインランドリーの多くは、中性洗剤を使って洗濯を行っています。
しかし、中性洗剤だけではカビを落とすことができません。
予洗いが必要となります。
一般的にはカビ汚れを落とすには塩素系漂白剤を使いますが、
塩素系漂白剤は、色柄物に使うと色落ちしてしまうためオススメしません。
ジャバリンでは独自配合した洗剤を使って予洗いを行っています。
この洗剤を使うことによってあらかじめカビ汚れを落とした後、
コインランドリーと同様の洗濯機で洗濯しています。
洗濯機は敷き布団の大きさよりも大きめの容量の洗濯機で洗います。
洗濯機に入れるときは汚れている部分を外に向けると汚れが落ちやすくなります。
洗濯は30分ほどで終わります。
ジャバリンでは脱水回数を増やし脱水をしっかりして
乾燥時間を減らすように工夫しています。
敷布団の洗濯で重要なのが乾燥です。
せっかく洗ったのに乾燥不足でカビが付くこともあります。
しっかり乾燥してカビとさよならしましょう。
敷布団の乾燥にはちょっとしたコツがあります。
敷布団の中綿は固定されて動かないので
なかなか中まで熱が伝わりません。
はじめの30分は乾燥が進みますが、
それ以上乾燥してもほとんど乾燥が進みません。
そんなときはどうするかというと
半日から一日放置しておきます。
そうすると中の水分が少しずつ出てきて湿ってきます。
この状態でもう一度乾燥機にかけます。
これを繰り返してしっかり乾燥してください。
夏であれば天日干し、布団乾燥機で仕上げ乾燥してもOKです。
春に向けてしっかりカビを落として気持ち良くなりましょう!
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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