A-20 新問

シュペルトップなんてその理論的背景を考えると1アマではなく陸技の試験で出る内容だと思っていましたが考えが甘かったようです(笑)。参考までに令和5年9月期の一総通無線工学BのA-18にもシュペルトップが出題されていますが、一総通の問題の方が何となく簡単な気がするのは気のせいでしょうか・・・。

 

【AB509 A-18】

(シュペルトップの原理を理解するにはこの問題の方が分かりやすいと思います・・・A:1/4波長、B:無限大、C:出ない)

 

(2024.6.18追加 二陸技 平成31年1月期 無線工学B A-8にもシュペルトップが出題されていました)

 

さて構造的には下図のように考えてよく、ABから見ると終端短絡のλ/4長の線路と考えられるのでABから終端をみたインピーダンスは∞(無限大)となります。

ちなみにこのλ/4長の線路については過去には同軸トラップとして出題されたことがあります。以下ご参照下さい。

 

 

それでは解答です。

A a

B 開放

C 不平衡