Q1 彼はフランスに留学したいのだが、フランス語を読むことができないし(それを)話すこともできない。次のうち彼のフランス語の能力レベルを表しているのはどれか?
1 彼はフランス語を読むことはできないが話すことはできる。
2 彼はフランス語を読むことも話すこともできない。
3 彼はそれを読むことができるが、話し言葉を理解することはできない。
3 彼はそれを読むことができないが、話し言葉を理解することはできる。
let alone「〜は言うまでもなく(否定)」が分かれば簡単な問題ですが、何となく感覚的にも正解を選べそうですね。
Q2 これはイエス・キリストが死に、そして生き返ったとき(復活の日)を祝う、キリスト教徒にはとても大切なお祭りである。3月から4月に開かれる。この祭りはしばしば装飾された卵と関連がある。これは何のお祭りか?
1 イースター(復活祭)
2 ハロウィーン
3 サンクスギビング(感謝祭)
4 聖パトリックの祝日
日本人のほとんどは仏教徒だというのにキリスト教の祝日についての問題が出されるのは問題視されるかもしれません。まあ装飾された卵がイースター・エッグだと想像できれば難しくはなかったでしょうが・・・。
Q3 緯度とは赤道からの、北または南にある位置の距離を測定したものである。緯度が異なれば太陽から受ける単位面積あたりの光と熱は変わってくる。以下の緯度についての記述のうち正しいのはどれか?
1 気温は緯度と無関係である。
2 緯度が高いとより暖かい傾向があり、(緯度が)低いと一般的には寒くなる。
3 緯度が高いとより寒い傾向があり、(緯度が)低いと一般的には暖かくなる。
4 緯度に関わらず地面の単位面積は同じ量の光と熱を受け取る。
latitude「緯度」は航空業界を目指すなら必須の単語ですが、中学の地理で学ぶ緯度と気温の関係を覚えていないとやや難しかったかもしれません。
Q4 運行管理者(flight dispatcher)の役割を最も良く表しているのは次のうちどれか?
1 空港でセキュリティーチェックを行う
2 パスポートと搭乗券を確認する
3 機長に飛行プランとその他の必要な情報を提供する
4 コクピットで隣に座り操縦機長を手助けする
dispatcher「運行管理者」、pilot-flying(PF)「操縦担当パイロット」(ついでにpilot-monitoring(PM)「モニター・通信担当パイロット)は航空機の知識がなければお手上げですね。
Q5 空港のターミナルゲートから飛行機を結ぶ内包された移動する通路のことを公式業界用語でなんという?
1 駐機場
2 観覧デッキ
3 搭乗口
4 ボーディング・ブリッジ(搭乗橋)
これも航空業界用語の問題ですが、簡単でしたね。
Q6 アプローチ(着陸進入)または着陸を続けることを中止する決断をするとパイロットはエンジンを全開にしフラップと着陸装置を引き上げて安全な高度まで上昇する。このような着陸態勢からの離脱を何というか?
1 ゴー・アラウンド
2 タッチ・アンド・ゴー
3 待機状態
4 横風着陸
これも専門用語でゴー・アラウンドとタッチ・アンド・ゴーで迷うかもしれませんが、タッチ・アンド・ゴーは一旦着陸後の再離陸をいいます。
Q7 後方乱気流は通常大型の航空機の後方に生じる。あなたは大きな空港の着陸進入管制官だとする。後方乱気流を考慮して、あなたは着陸航空機間の距離をどのように設定するか?
1 大きな航空機より小さな航空機のあとに間隔を長くする
2 小さな航空機より大きな航空機のあとに間隔を長くする
3 航空機のサイズに関わらず間隔は常に同じにする
4 異なるサイズの航空機の混合は着陸の順番決めでは禁止されている
これも航空機の知識があれば簡単だったと思いますが、turbulence「乱気流」は難しい単語だったと思います。