さあ、そろそろ8月の航空通信士の試験に向けて準備を始めます。

 

航空地上局に対する呼出しが行われた後、2回目の呼出しが行われる前に少なくとも10秒の間隔を開けなければならない。これは航空地上局が最初の呼出に応答する準備をしている間の不要な送信を排除するものである。

 

航空地上局に対する1回目の呼出と2回目の呼出の間の休止にはどのような目的があるか?

1. 呼出間の10秒を越える間隔は、円滑な通信を常に妨げる。

2. 10秒以上の間隔は航空地上局に不要な中断をさせることなしに応答を準備することを許すものである。

3. 航空地上局は送信者に2回目の呼出の準備をするために最短10秒の間隔をあけることを許さなければならない。

 

 

長いメッセージの送信は、送信者が使用している周波数が空いていることを確かめるために、そしてもし必要であれば受信者が受信できなかった部分の繰り返しを要求できるように、時々一時的な中断をすべきである。

 

長いメッセージを送信するときの適切な方法は何か?

1. 長いメッセージを受信する者は、いかなる時も送信者がそのメッセージの送信を中断することを許してはならない。

2. 長いメッセージは中断なしに完全に送信されるべきで、その後メッセージ全体が中断なしに繰り返されるべきである。

3. 送信者はメッセージは上手く通信されていることを確かめるために、長いメッセージの送信の間に休止を設けることを推奨される。

 

 

航空機局によって送信されるときは、メッセージの受信の確認はその航空機の呼出符号を含むべきである。航空機局は重要な航空管制メッセージもしくはその一部の受信の確認を、それらを復唱し、自身の呼出符号によって終了することで行わなければならない。

 

航空機局はどのようにして重要な航空管制メッセージの受信を確認しなければならないか。

1. 航空機局はメッセージを復唱し、確認の一番最後に自身の呼出符号を付け加えなければならない。

2. 元のメッセージを受信した局の呼出符号は、確認に含まれるべきではない。

3. 航空機局は常に、メッセージの終わりの部分を復唱することで重要な航空管制メッセージの確認をする必要がある。

 

 

飛行経路で通信士が全く確保できなくなった場合は、もっぱら一時的な手段として、無線局の責任者は無線通信業務を遂行するために他の加盟国政府によって発行された証明書を所持する通信士に権限を与えてもよい。

 

どのような状況の下で、局の責任者は他の国で資格を取った者に飛行中に無線通信業務を遂行することを許してよいか?

1. そのような一時的な許可は、通常の通信士が飛行中に自身の業務を行えなくなった場合のみ与えられる。

2. 局の責任者は外国政府によって発行された一時的証明を有する者がいるときは何時でも、彼らに業務を遂行させる許可を出しても良い。

3. 責任者は、資格が確認された場合はいつでも外国の資格所有者に無線通信業務を遂行させてよい。