一昨日は、LFPバッテリーを購入したことを書きました。

 

充電器はまだ届いていないのですが、LFPバッテリーについて、ネットでいろいろと調べていくと、バッテリーの放電特性のグラフが見つかりました。それによると、12Vのバッテリーの場合12.5Vあたりを下回ると急激に電圧が落ちるようです。ですので、その電圧を監視する必要があります。とはいっても容量の大きなバッテリーですから、50Wの送信を繰り返したくらいですぐに電圧が落ちるとも思えません。それで、12.5Vになったらアラームが鳴るとかというような必要もなく、電圧計を取り付けることにしました。

 

例によって、Aliexpressで購入したのですが、充電器はどうなっているんでしょうね。困ったものです。

 

届いた電圧計は、かなり多機能で、単に電圧を表示するだけではなく、電池ごとに容量の割合を表示するとか、アラームを鳴らすような機能もあるようです。大きさは、昔バーや喫茶店で配っていたマッチ箱くらい(こんなのわかる人ってもう50代以上かも)です。厚さは7mmくらいなんですが、そのままバッテリーに貼り付けるのもどうかと思って、適当なケースを探したのですが、見つけたのがちょっと大きめのものでした。これよりも薄いものは売っていると思いますが、仕方ありません。

 

ケースが大きいので空きスペースにUSB Type-Cのコンセントを設けました。12Vから5Vに落とすのは、やはりAliexpressで購入したユニットです。

 

 

このユニットは、5個で400円くらいだったと記憶していますが、とにかくびっくりするようなお値段でした。出力電圧も可変なので、ポテンショメータの小さなネジを回して5Vに設定します。

 

ユニットについていた、ネジ式のターミナルはじゃまというか、接触不良の心配もあるので取り外し、直接電線をはんだ付けします。

 

 

くぼんでいるケースの部品にはんだ付けするのは、案外難しいので、長めの電線をまとめてはんだ付けし、短絡防止のためにキャップ付きの圧着端子でまとめました。

 

 

上の写真の右上の小さなスイッチは、常時つなぎっぱなしだと放電してしまっても困るので、全体の電源を切るためのものです。なくても、1か月以上持ちそうですけど。

 

SETのボタンを押すと、電池の種類を選べるようで、私の場合はリン酸鉄リチウムイオンバッテリーなのでFを選びます。すると、右側に3という数字が出ます。これは、バッテリー内部に接続されたユニットの数です。それで、私は4を選びました。

 

また、裏側に電圧を校正するボリュームがあります。テスターでバッテリーの電圧を測って、その測定値の13.1Vに設定して終了です。

 

 

満充電で14V以上になるはずですが、何度も書きますが、充電器が届かないことにはどうしようもありません。再注文して2つ届いても困りますし、悩ましいところです。

 

出来上がった電圧計は、バッテリーケースとバッテリー本体の両方にマジックテープで固定できるようにしました。おそらく充電中はバッテリーケースの蓋をせずに充電するでしょうし、その際も電圧を監視できるようにとの配慮です。