最後に秋葉原に行ったのはいつだったのか記憶にないんですが、それでも5年は経っていないかな。今回所用があって東京に1泊2日で行ってきました。街中を歩いていて気付いたのは、めちゃくちゃ外国人が増えたこと。ニセコも多いんですが、それよりも比率で多いという感じです。自分自身も旅行者ですし、平日の日中歩いている日本人が少ない(みんな仕事してますし)のはわかるんですが、それにしても外国語ばかり聞こえてきます。
東京に行ったら、必ず顔を出すのが秋葉原です。一時期カメラにはまっていた時も秋葉原だけは行っていました。無線屋さんは少なくなりましたが、これも時代の流れでしょう。それで、買ってきたのがこちら。
わかる人にはわかるのでしょうが、秋月電子通商の部品です。自分の記録のために何を買ったか書いておきます。左上から下に向かって、
超小型USBシリアル変換モジュール 780円
水晶発振子 32.768KHz*5 150円(これはバラ売りが無く仕方なく5個購入)
TC4069UBP 30円
74HCU04AP 30円
セラミックフィルタ 455KHz LTM455IW*2 100円*2
フェライトトロイダルコア FT-50-43*5 280円*5
山水トランジスタ用小型トランス ST-30A 900円
デジタルFM/LW/MW/SWレシーバー KT0936M(B9)*2 120円*2
Raspberry Pi Pico 770円
次は、シールですぐにわかりますが千石電子通商です。
左がFCZコイル相当品 9MHz*2 300円*2
右が複巻きバーアンテナコイル 900円
過去にいくつかの製作をしていて足りずに完成できていない部品や、構想だけで全く取り掛かっていないものの部品を中心に購入してきました。
そこで感じたことですが、もう部品屋さんに行って部品を買うことは必要ないというか、出来なくなったなということです。というのは、秋月電子に行って、ICを探しても部品の上に書いてある文字が老眼で読めないんです。ご丁寧に黒いモールドに薄い白か銀の文字で書いてあるのでとても見にくいです。仕方ないので店員さんに聞いたのですが、店員さんもルーペで見ていました。
次に、真空管やトランジスタの初期の頃だと、部品の種類が今ほど多くなく、店内を探すことも難しくなかったのですが、今は慣れないととても探しきれるような状況ではなくなってしまいました。こちらも店員さんに聞いたら、店員さんもスマホのような端末で場所と在庫を確認していました。おそらく記憶できる量を超えているのでしょう。特に、あまり扱うことの多くない部品(今回はちょっと特殊なトロイダルコアが買えませんでした)は、店頭に置いていないということで取り寄せと言われました。通販ならこんなことは購入者には関係ないのですが、直接買うとなるとこのように聞かなければわからないという問題も出てきます。
というわけで、これからも秋葉原には行くと思いますが、もうパーツ屋さんは卒業かなと感じた次第です。秋月電子などは以前にも書きましたが、送料が比較的安いので電車賃だと思えば手間も時間も節約できそうです。逆に重いもの(トランスとか)は実際に行って買った方が安くなる可能性が高いのでそれ目的に行くことになるかもしれません。また、中古品なども1点1点物が違うので直接目で確かめたいものの1つです。
aitendoで何かキットを買おうと思っていたのですが、aitendoは移転してしまったのですね。移転先がそれほど遠くはないとはいえ、秋葉原にないというのは不便だと感じました。まったく年寄りはわがままです。