5月21日(火) 13日目 晴れ 走行距離 125.01km(トータル 1208.94km)

 

 

4:00 起床。まだ暗いけれど、星が見えます。天気予報も晴れ。ゲリラキャンプなので、観光客が来る前に少なくともテントを畳みたいと思います。こんな朝早く来る人もいないでしょうが、地元住民の散歩がありますので油断できません。問題になることはほとんどないんですけどね。

 

5:35 出発しました。弱い向かい風が吹いています。

 

7:35 すさみ町の道の駅で、申し訳ないですが、ごみの処分をさせてもらいました。自動販売機のところにゴミステーションがあって、キャンプや車中泊の人がごみを処分できるようになっています。この情報は、潮岬の情報交換で知ったことです。けっこうこういう情報って、個人のブログなどに書いてあるそうで、私も情報弱者だなと思いました。ごみの処分だけでは申し訳ないので自動販売機でジュースを買いました。さすがに朝早いので、道の駅の営業はしていないようです。

 

道の途中に、面白いオブジェがありました。イノブータン大王という名前で、すさみ町のご当地キャラクターのようです。名前の通り、イノブタと関係しているみたいですが、詳細はわかりません。きっと歴史的にもいっぱいあるのでしょう。

 

 

9:20 白浜町の道の駅志原海岸で休憩します。やはり晴れていると休憩が多くなります。意識はしていませんが、オーバーヒート対策なのでしょうね。

 

11:25 上富田町のセーヌという喫茶店で生姜焼き定食を頂きました。だんだんとご当地料理から遠ざかっていくようです。疲れているのでしょうね。この喫茶店から、スマートフォンで今夜の宿探しをしました。もうお昼ですから、走ってもこの後60-80kmです。美浜町まで40kmくらい、由良町まで55kmくらいなので、この辺りが良いようです。ということで、由良町のホテルに予約を入れました。快活clubは紀伊半島に関して、東側の一番北が伊勢市、西側は和歌山市となり、南方面は全くありません。人口が少ないことや観光客があまり利用しないのが理由でしょう。過疎化が一番影響しているのかもしれませんね。

 

 

食後、割といい調子で走っていくと、何かカチャンとした音がしました。なんだかとても気になり振りむいてみると、路上で何か光っています。自転車を降りて20mほど離れたその場所に行くと、なんと私の携行用のスプーンが落ちているではありませんか。ケースも一緒でしたが、セットのフォークは見つかりません。どうなっているんだろうと思い、自転車に戻ってORTLIEB(オルトリーブ)のパニアバッグを見ると、なんと張り合わせがはがれていて大穴が開いているではありませんか。ORTLIEBといえば、防水でとても有名な自転車用品メーカーですが、これでは防水どころか水たまりでも浸水してしまいます。

 

 

上の写真が、その剥がれた様子です。本来は、白と黒の部分が張り合わせてあるはずなんですが、20cmほど剥がれてしまったために内容物が見えています。運悪く、食料の詰まったバッグだったために重いこともあったり、嵩張っていたこともあったのが理由でしょうか。

 

修理を考えましたが、旅行中でもあり簡易的なものしかできそうにありません。道の途中にDAISOがありましたので、そこでガムテープとビニール袋を買って応急修理しました。

 

 

防水性を狙うというよりも、万一また避けたときに内容物が落ちないようにバッグの中にビニール袋を入れ、外側と内側からガムテープを張り付けました。白い布地は表面がつるつるで、黒い布地はざらざらしています。どちらもPVCだと思いますが、黒い布地にはガムテープが効きにくいようです。そのため、横方向の補強のために幅広くガムテープを張りましたので、ひどい見た目になりました。

 

もしかして、と思って反対側も見てみたら、やはり狭い範囲ですが剥がれています。後ろに使っているバッグとは、購入年が違うので、後ろのバッグは大丈夫のようですが、前のバッグは寿命なのでしょうね。とはいえ、そのまま捨ておくわけにもいかず、右側もガムテープで補強しました。

 

 

夕方近くになり、日高町に入りました。ホテルはあと1時間くらいです。私が住む町も北海道日高町ですので、記念に1枚パチリ。町章が違いますから、住民ならすぐに気づくと思いますが、住んでいないとこれだけではわからないかもしれませんね。

 

17:20 ホテルに到着しました。自転車は食堂の片隅において欲しいということで、今回は部屋に入れませんでした。フロントは夜間無人になるということですから、ホテルというよりも民宿に近いのかな。それでも、足を伸ばして眠れることがうれしいです。これで大浴場があればよいのですが、それはかないませんでした。