5月16日(木) 8日目 曇り 走行距離 76.52km(トータル 653.81km)

 

 

5:00 起床。窓から見ると雨がまだ残っています。天気予報では回復するということで連泊は止め、雨が上がり次第出発しようと決めました。なにより、こんな煙草臭い部屋は嫌です。風はそれなりに吹いています。窓を開けようかと思いましたが、ホテルの部屋の窓はガムテープで固定されていました。ガムテープで補修ってどんなホテルだよと思います。

 

google mapを見ると、今日も激坂が待っているようです。筋肉痛で太腿(大腿四頭筋)と首(広背筋)が痛いです。

 

7:30 出発しました。天気は曇り、雨が降りそうです。風はややあります。

 

9:05 石廊崎灯台に到着しました。

 

 

ここは、駐車場から灯台までややあり、自転車を押していくのが憚られたので、自転車なしの記念写真です。ヘルメットをかぶっていますのでわかる人にはわかると思いますが、自転車が一緒に写っていないのはちょっと寂しいですね。自分の記録としても、どんな自転車ていったのか後年わからなくなる(そんなにたくさん自転車を持っているわけでもないですが)のも困りますね。

 

昼食は中華レストラン(街中華って言うのでしょうか)で、冷やし中華を食べました。だんだんと疲れてきたせいか食欲も落ちてきています。そういう時は、食べなれた味が一番です。また、カレーとか酸っぱいものが良いと思っています。というわけで、冷やし中華なんかがうれしいです。

 

 

太平洋岸自転車道は、このまま伊豆半島を北上し、沼津を経て静岡市方向に続いていますが、疲れていることもあって、土肥から静岡市清水区まで駿河湾フェリーを利用することに決めました。フェリーの時間が間に合わなければ、仕方ないので沼津に向かいます。

 

 

15:50 まだ10kmくらいあるんじゃないかと思っていたのですが、道路わきの標識に、駿河湾フェリーの文字が見えて、行ってみたらここがフェリーターミナルでした。

 

 

なんとなくかっこよいサインを写真に撮ります。よく見ると、面白い標識も見えました。

 

 

上の標識は、県道223号線が、陸上ではなく、海の上にあることを示しているのだと思います。海の上に道路を作るわけにはいきませんから、予算は標識の費用だけということでしょうか。面白いですね。また、県道の番号も223をふじさんとかけていて、洒落が効いています。

 

ただ、このフェリーターミナル付近はかなり風が強く、また、白波もたっていてちょっと不安になるほどでしたので、係の方に「フェリーはこの波でも出航しますか?」と、聞いたら大丈夫だと太鼓判を押されました。知床遊覧船の事故以来、どうも船は信用できないんですが、下のフェリーの大きさを見てちょっと安心しました。これなら十分に大きいと思います。

 

 

フェリーターミナルで妻へのお土産に「塩」を買いました。私の妻は塩を集めているようなので、大変安いお土産で喜ばれます。

 

 

私は、到着地が清水市だとずっと思っていたのですが、清水市は合併して静岡県清水区になっていました。

 

 

清水区にあったマンホールのふた(正確には消火栓の蓋)は、上の写真のようにサッカーをしている様子のものです。カラーであることといい、清水らしいサッカーといい、思わずパチリ。良い記念となりました。

 

この日は、ビジネスホテルに泊まりました。夕ご飯は、近くのコンビニで弁当と朝ご飯用のパンを買ってきて食べました。

 

 

ぼんやりとテレビを見ていると、ちょっと驚いたことに、番組表のチャンネルが少ないことに気づきました。北海道の地上波チャンネルは、全部で7チャンネルですが、静岡は6チャンネルなんですね。こちらも写真をとっておきました。妻にLINEを送ると、妻も「未だに6チャンネルしかない地方があるんだ。」と、驚いていました。

 

 

なんだかどうでも良いような話と言えばそれまでですが、「北海道の人々はテレビが好き」というのを実感しました。