5月15日(水) 7日目 曇り 走行距離 120.56km(トータル 577.29km)

 

 

5:00 起床。6:15 出発。どこかに書いたけれど、快活clubの料金は、基本的に3時間単位で上がります。それで、入店後12時間直前とか、15時間直前といった滞在時間になることが多いです。朝は、起きて時計を見て、1時間半くらいあるとゆったりできますが、45分くらいしかないと、かなりバタバタとなってしまうことが多いです。飲み物のコーヒー(砂糖たっぷりのカプチーノなど)を飲んで、パンをかじるだけなのですが、そのひと手間に時間がかかります。

 

平塚を出て海岸線をのんびりと走ります。この日はどこまで行けるかわかりませんが、快活clubは伊豆半島の先端部にはないため、テント泊かホテル泊になります。キャンプもしたいですが、高いお金を払ってキャンプ場で不便な滞在をするのもどうかと思います。

 

小田原市の出口付近でお城が見えました。小田原城でしょう。歴史にはあまり興味がないのでパスします。お城ファンの皆さんごめんなさい。私には、お城よりもオシロが似合いですw

 

 

たしか、熱海の風景だと思いますが、なんとも南国らしい写真が撮れました。ここは、観光地らしく電柱がありませんので、空がすっきり(曇ってますけどw)していますね。

 

 

私は高齢者ですが、さすがに寛一お宮は世代が違いますね。今ひとつピンときません。

 

 

熱海を過ぎると、本格的な坂になりました。聞いていた話では、これがずっと続くとのこと。ただし、坂そのものはそれほど長くはありません。

 

お昼になったので、伊東市のラーメン工房福わ家(ふくわうち)というところで、ラーメンを食べました。この旅はじめてのラーメンです。ラーメンってご当地ごとに味が違っていて、なじみがありますよね。私は北海道育ちなので、中太縮れ卵麺でないと、どうもおいしく感じられません。特にストレートの麵はダメです。個人の好みですので仕方ないと思います。このラーメン店の麺は、下の写真のように中太ストレート麺でした。あっさりする中にもコクがあり、スープは美味しいのですが、麺は好みのものではなくちょっと残念。

 

 

店を出るときに入れ違いに入ってきた外国人に、「ここはおいしいよ」って日本語で伝えたら、たまたま香港から自転車できていた人で、駐車場でスマホを仲介して、日本語と中国語のやりとりとなりました。2週間ほど自転車旅行するようです。見た目は西洋人(多分アングロサクソン系)でしたが、英語よりも中国語が母国語のようで、もしかしたら中国人とのハーフだったのかもしれません。私が、この後、大阪まで行くと伝えたら、大げさに驚いてくれましたw

 

先ほど書いたように、どうやってもこの日のうちに伊豆を抜け出すことはできません。万一の時は自転車を宅配便に預けて、列車で出るということもできますが、そこまで追い込まれているわけでもないのですが、急坂を上っていると、頭にそんなことばかりが浮かびます。

 

下田市になり、この日の走行距離が120kmほどになったので、この日はここでビジネスホテルに泊まることにしました。google mapでホテルを検索すると、温泉ホテルはびっくりするような値段でしたが、下田市は需要があるのか6000円ほどの部屋が見つかりました。ただし、このホテル、今では珍しくウォッシュレットが付いていません。だからどうしたという訳ではないのですが、1,2階が飲食店で3階以上がホテルになっていて、おそらく飲んでそのまま泊まる人が主な需要なのでしょうか。禁煙の部屋がなく、仕方なく喫煙の部屋に泊まりましたが、目が痛くなるほどタバコの臭いがしました。夕方6時ころから雨が降り出しました。ホテル泊にして正解だったと思います。

 

このホテルも、自転車を室内に持ち込みました。ところが、エレベーターが狭く、荷物を下ろして自転車を立てないとエレベーターに入りません。

 

 

夕食は、ホテルの近くのスーパーマーケットで弁当を買ってきました。観光地価格のレストランに入るのが気が引けたということもありますが、やっぱり疲れていたのでしょう。

 

 

夜中、震えて起きます。どうも熱中症の症状のようです。布団に包まる様にして眠りました。