5月10日(金) 2日目 晴れ 走行距離 43.95km(トータル 90.29km)

 

 

船の揺れはそれほどでもないですが、なにせ一番安い船室ですので、寝ているとまるで地震のような振動があります。震度でいうと1から2くらい。4時45分に起床し、船内を散歩するとわずかにローリング(横揺れ)を感じます。船室や廊下の窓から右手をのぞくと島影が見えます。残念ながらどこを走行しているのかわかりません。時刻的には岩手県の沖合のようです。陸地までは1~1.5km位だと思います。

 

6:30 このフェリーで2度目の入浴をします。とにかく船旅は暇なのです。それでも40年以上前の学生時代に乗ったフェリーに比べれば、かなりましになりました。当時はテレビの衛星放送が無かったこともあり、ビデオで「アニメ 巨人の星」を見た記憶があります。確か、東京まで31時間かかっていたと記憶しています。暇となると、できることと言えば、食べるか、風呂に入るか、本でも読むしかありません。実は、入浴の時に、恥ずかしいことに忘れ物に気づきました。(恥ずかしい忘れ物?かも)パンツがないのです。着替えのためにTシャツや靴下は入っているのですが、入れたと思ったパンツがありません。船内ではどうにもなりません。

 

7:30 朝食はレストランでバイキングを食べました。一昨年乗船したときは1200円と記録していますが、今回は1400円でした。物価高の折200円の値上げはやむを得ないのでしょう。ただし、前回と比べてバイキングの品数が減ったように感じます。また、プラスチック製の食器は仕方がないのでしょうが、ヨーグルトの食器が紙コップというのは味気ないです。カレーもいただきましたが、野菜が全て溶けてしまっていて、ドロッとしたルーだけのようなものでした。

 

 

食後、2時間ほど昼寝をします。やはりできることは限られています。気にはなりませんが、昨夜は揺れと振動で眠りが浅かったのかもしれません。昼寝はぐっすりと眠れました。

 

13:50 茨城県大洗港到着しました。自動車やオートバイなどは自分で運転してフェリーを降りるのですが、自転車も同様に自分で運転します。ところが降り口がわかりません。しばらくすると、天井の一部が下がってきて出口が現れました。普段経験することがないものですから、ちょっと面白いですね。

 

 

 

 

天気は快晴です。日焼け止めを塗ろうと思いましたが、ほとんどなかったこともあり、マツモトキヨシで購入しました。また、途中のイオンでパンツとパンや弁当を購入しました。

 

走行中にセイコーマートを見つけました。特に何も買いませんでしたが、道外にもあるとは聞いていたものの実際に見つけるとちょっとうれしい道民です。

 

 

今回もキャンプ道具一式を持ってきましたが、いろいろと調べてみると、キャンプ場の利用料金がかなり高額なのです。北海道でもオートアルテン苫小牧などのオートキャンプ場では高額なところもありますが、一般的な場所では1000円以下がほとんどです。というか、1000円と言われたら「高い!」と思うほどです。ところが茨城県をはじめ、今回通った地域では2000円台後半~3000円が普通なようで、事前に調べておけば良かったと思いました。そういうこともあって、この日は快活club鹿島店に宿泊しました。他のネットカフェに泊まったことがないので比較できませんが、快活clubは、およそ3時間単位の利用料金で12時間~15時間利用して2500円~3000円くらいです。特に、私のような高齢者には、高齢者割引があるようで1割引きになりました。ただし、本人確認のための身分証明書が必要で、今回自転車旅ですので不要なものを置いてきたのですが、運転免許証を持ってきていて助かりました。ネットカフェで眠れるのかと聞かれれば、その人によるとしか言いようがありませんが、私は耳栓とアイマスクを持ってきていますので、それほど心配ありません。

 

ネットカフェにつく前に鹿島と言えばサッカーですよね。そのアントラーズの本拠地のスタジアムの前を通りました。

 

 

屋根の形が独特で、とても格好の良い建築物です。この日は試合がないみたいでしたが、一度こういうスタジアムで試合を見てみたいなと思いました。

 

一番上の地図はグーグルタイムラインをコピーしたものですが、どういうわけか大洗港ではなく、良くわからないところにフェリーが着岸していますw さすがのグーグルマップも陸地ではないところは苦手ないようです。