春になって、工作室(物置)に入る機会が増えました。その都度気になっていたのが、あまりに整頓されていないことです。作業に使おうと思っていた自作の机は、完全に物置台になっています。

 

 

もうごっちゃごちゃですよね。片づけないと、とにかく必要なものがどこにあるのか探せず、とても時間ばかり食います。いろいろ考えた結果、これらのものの置き場所を作ってやれば(そして、整頓できれば)解決できると気付きました。気付けばできるかというとそういうものでもないんですけどね。

 

というわけで、端材を使って棚を作ることにしました。我が家には、何のために買ったのか忘れてしまった板材がいくらかあります。多分、買ったときは何かに使って残ったものか、何かを作ろうとして止めてしまったものか、もう忘れてしまいましたが、そんなものがいくらかあります。さすがに大量にはありません。過去は必ず若かったので、まだ忘れてしまって同じものを買うなんてことはありませんでしたからw

 

棚は、高さを80cmくらい、幅が60cm、奥行きを20cmくらいとしました。「くらい」という、曖昧な数字にしたのは、どこかにぶつからなければ大きい方が良いのですが、端材の都合があるからです。幅だけは、柱と筋交いの間に入れるために、これよりも広くするとちょっと工夫が必要になるので、今回はパスしました。結局、端材の都合で高さは計画通り、奥行きは20.5cmくらいになりました。

 

工作系の機材を載せることも考えると、棚は丈夫に作る必要があります。板は、厚さ18mmのランバーコア材にしました。そして、一番上の横板と、一番下の棚板を切り込みを入れて、上部に接続します。

 

 

上の写真は、下の棚板のほぞを刻むために4mmのドリルで穴を開けているところです。ほぞは、最初トリマーを使って開けたのですが、なんだかぐちゃぐちゃになったので、反対側はジグソーで開けました。

 

半日ほどかかって、取りあえず組みあがりました。

 

 

他の棚板は、ありあわせのものを使いました。下から2番目の棚板は、手持ちの15mmくらいの合板を、その上の棚板は、昔使っていた食器棚の棚板を使いました。なんと、幅は誂えたようにぴったりでした。ただ、奥行きが2cmほど長かったのですが、食器棚の棚板は、実は中空になっています。おそらく軽くするためと、安くあげるために周りに幅5cmくらいの骨は入っていますが、良くて中骨(肋骨?)が1本入っているくらいでしょう。そのため、奥行きが長いからといって切ってしまうと、極端に強度が落ちます。それでそのままにしました。全体の1/10くらいならはみ出ていても問題ありません。

 

棚に機材を入れてみると、まだ机の上にいろいろなものが載っています。大きな丸ノコやドリルはそのままにしようと思っていますが、まだ、机の上には端材がいっぱい残っています。これらの置き場所も考える必要がありそうです。