前回から間が空きましたが、ピンソケットがなかなか届かなかったためです。先日ようやくAliexpressからピンソケットを受け取りました。これがないと、液晶パネルとパネルが干渉してしっかりと取り付けできなかったためです。

 

ということで、取り付けてみました。

 

 

この状態では、ケーブルが固くてうまく収まりません。それで、ケーブルを反対にしようとすると、

 

 

今度は、10mmのスペースにケーブルヘッダーが入っていきません。結局、ピンソケットを購入してみたものの、想定とは違って使い物になりませんでした。

 

それで、液晶パネルを支えている10mmのプラスチックのスタンドオフ(スペーサー)を1mmほど削って、液晶パネルとパネルの間隔を稼ごうと思いました。

 

 

このプラスチックですが、思いの外硬く、ノギスで測りながら何度か削って仕上げました。当然、液晶パネルとサブパンルの間隔が9mmになりますから、ここにフラットケーブルは入りません。それでピンソケットなので、QIソケットで対応することにしました。ただ、手持ちには7*2タイプが無かったので、5*2と2*2に分けて接続します。

 

 

モノが黒いので、一体感があって写真ではわかりにくいですが、手前が5*2、奥が2*2です。これはフラットケーブルヘッダーと違って厚みがほとんど必要ないので、液晶パネルよりも0.5mm位飛び出る程度です。ですので、スタンドオフを削ることで十分に間隔が取れました。

 

というわけで、ようやくケーブルを収めることができました。この後は、ケースの塗装、パネルの文字入れをするわけですが、その前にケースの裏側に、アンテナ、電源、スピーカーのコネクタを取り付ける必要があります。コネクタ本体を内側から取り付けられるなら、はんだ付けした後に固定すればよいのですが、コネクタ本体が外側から差し込むようなタイプだと、やや面倒になります。塗装までにはもうちょっとかかりそうですね。