先週の連休に、孫と一緒に札幌の映画館に行って、どうやらインフルエンザかコロナをもれなくいただいたみたいで、昨日まで寝込んでいました。その間に、当地では珍しく大雪となり、妻が除雪に奮闘したものの腰痛を発症し、我が家はてんやわんやです。しかたないので、私は、今朝3時起きして除雪をしました。胸と上腕の筋肉痛がひどいです。

 

寝ている間に、宅配便でQEX Japanが届きました。

 

 

定期購読しているので、町内に本屋さんが無くても(実はありますが、CQ出版社の雑誌在庫はありませんし、ちょっと遠いので不便)問題ありません。だんだんと世の中はそう変わっていくのでしょうね。北海道には自分の住んでいる自治体に本屋さんが無いところが半分以上とのことです。

 

パラパラ眺めていて、「決定版 中波帯用コイルの製作」という記事に目が留まりました。まさしく私が今やっていることです。似ていることをしている人もいるんですね。

 

この記事を読んでいて感じたことは、私がコイルのボビンを40mmにしたのは正解だったということです。もちろん、いろいろな考え方があるでしょうが、Q値(昔は「コイルの良さ」と習いましたが、秋月電子通商のサイトでは「品質係数」と呼んでいます。英語ではQuality Factorです)で判断しています。Q値が大きい方が、同調コイルの場合は選択度が狭くなり、混信に強くなります。とはいえ、中間周波数にフィルタを入れるようなほどの効果はありません。とはいえ、ストレートラジオの場合、ここだけで選択度が決まってしまうので大事な部品でもあります。

 

それと、リッツ線の性能です。300本巻きのリッツ線のQ値を見て、使ってみたいと強く思いました。Q値が1000を超えるなんてロマンがありますよね。

 

もう一つ、LCRメータDER-EE DE5000が紹介されていましたので、秋月電子通商のページを見てみました。以前は6000円くらいだったと思ったのですが、1万円近くしますね。このLCRメータはQ値が測定できるのですね。Q=ωL/Rですから、Q値そのものは、周波数に依存します。DE5000は100KHzで測定できるということなので、中波くらいなら値も信用できるかもしれません。

 

短波でQ値を測る方法を考えてみました。7MHzのトラップコイルを作るとして、nanoVNAで7MHzを発振し、インダクタンスを測定します。Rは直流抵抗ですから別にテスターで測定できます。中波帯のコイルと違って帯域が狭いので1か所で測定すれば十分でしょう。というわけで、別にQメーターもいらないかな? 今回は、うまく物欲を抑え込めました(かもしれないw)

 

ところで、我が家のLCRメーターはMLC500です。

 

https://www.amazon.co.jp/Homyl-MLC500%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%91%E3%82%B7%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%80%81%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%91%E3%82%B7%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B9LC%E3%83%86%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BCNEW/dp/B081NPL3JZ

 

LCメータが欲しくて、いろいろ探した結果、これを購入したのですが、決め手になったのは何だったのかすっかり忘却の彼方です。しかし、今、取説を眺めていて、コイルの測定周波数がオートレンジとはいえ、360KHzまでということで、ちょっと見直しました。「やるじゃん」って、言ったところでしょうか。DE5000は100KHzなので、これだけでもたいしたものです。100KHzは長波ですが、360KHzはぎりぎり中波ですw