FMラジオキットの製作第二弾です。

 

 

これもAliexpressから購入したと思っていたら、どうもAmazon.jpからの購入でした。ただ、発送が中国からだったため1か月近くかかった記憶があります。もうこうなると、どこから買っても同じというか、安いところから買いましょうということでしょうね。

 

例によって、袋を開けると部品がバラバラと入っていますが、回路図もなければ実体図もありません。ただ、このキット、写真にとっていませんが、基板の裏に部品番号とその容量が書いてあります。抵抗とコンデンサ、コイル、ダイオードだけですけど、ちょっとしたアイデアですね。とはいえ、抵抗は全て10kΩです。こんなんでいいのかって思いますよね。

 

 

まずは、背の低い部品の代表格ICのハンダ付けです。これがHEX3653というICなので、このキットがHEX3653と呼ばれています。袋にも書いていますが、なんともいい加減です。それで、データシートを探したのですが、見つからず、代わりにこんなページを見つけました。

 

 

 

リンクにはデータシートと書いてありますが、組み立て説明書です。

 

さて、ICを取り付けたら忘れず導通のチェックをしておきます。今回は間違いなく一度ではんだ付けできました。次に、抵抗とコイル、コンデンサ、ダイオードの順にハンダ付けしました。

 

 

ここまできたら、あとはトランジスタやスイッチなどを取り付ければ終わりです。私のように一つ一つの部品を基板に差し込んではんだ付けをしていくやり方でも、30分ほどで終了するでしょう。

 

ダイオードはこの向きで大丈夫かと思いますが、アンテナの過大入力のクリッピング用ですので、それぞれの向きが反対についていれば基板の指示通りでなくても大丈夫です。トランジスタはRFアンプかと思ったら単純にLEDのスイッチでした。受信出来たらLEDが光る(正確には音声電流が流れたら光る)ような回路ですが、私の基板では電源が入ったらつきっぱなしです。どこが悪いのでしょう。

 

 

取りあえず完成したので、早速電源につなぎ受信してみました。しかし、感度が悪いです。FM補完放送のHBCラジオ(91.5MHz)しか受信できません。YouLoopをつないでみても、他の局が聞こえませんでした。それにHBCですらノイズ交じりです。何かひと工夫必要かもしれません。