JH4VAJさんという方が公開している有名なブログがあり、私も時々参考にさせていただいています。先日、この方が父の日企画ということでFFCW01なる「表面実装ハンダ付けトレーニングキット/モールス練習機」というキットをプレゼントしているという記事を読み、早速応募したところ、幸運にも当選しました。

 

FFCW01 – 表面実装ハンダ付けトレーニングキット/モールス練習機 (jh4vaj.com)

 

数日前にキットを受け取りましたので、ここに紹介したいと思います。

 

まずは開封の儀

 

84円で届くぎりぎりの重さにパーツをアッセンブルしていただき、大変ありがたいです。昨年だったか、このサイトで別のキットを注文したことがあるのですが、パーツの不足もなく楽しい製作ができました。コンデンサやトランジスタはあらかじめ数に相当余裕を持たせているため、予備パーツにさせていただきます。

 

早速製作に入ります。背の低いパーツから取り付けるということで、取説ではコンデンサを指定していました。

 

 

表面実装部品は、とにかく小さく軽いので、何か工夫をしないと静電気・表面張力その他の理由ではんだ付け中に動いてしまいます。私は、先日紹介したSMDクランプを実践活用してみました。初めのうちはまあこんなものかと思ったのですが、だんだんと不満が出てきました。それは、M6のねじでパーツを押さえているのですが、これでは太すぎてパーツが見えにくい/影になって暗いということです。そのため途中から真鍮のスタンドオフをもう1段重ねてみましたが、それほど改善しませんでした。これは改善の余地がありそうです。

 

始めたのが遅かったので、本日表面実装以外の部品の取り付けを行いました。その結果がこちらです。

 

 

普段は、GOOTの20Wのこてを使っていますが、鉛筆状になっているこて先で少量のはんだのコントロールが今一つ難しいです。C型といわれるこて先に変更しようかと思い先ほど注文しました。

 

 

このくらいのものは、作ってすぐに動きます。波形はJH4VAJさんのブログにあるようにあまりほめられた波形ではありませんね。もともとSMDのはんだ付けトレーニング用のキットですから、実用性は二の次なので仕方がないですね。せっかくオシロを引っ張り出してきたのですから、手持ちのDDSの波形も見てみました。こちらは、写真のようにまあまあきれいです。

 

 

FG085は、あまり使いやすい発振器ではないので活躍の場を探しています。今回のキットはCWの練習用ということですが、私にはその必要もないので、006P電池を取り付けて導通チェッカーにでもしようかと思います。そういえば、基板のKeyのところにだけヘッダピンのランドがありましたが、もし、基板に余裕があるようでしたら、同じように出力と電源もヘッダピンを立ててもらえると、ケース入れの時に非常に助かります。次回は、ご検討ください。