過日開催されたJARL社員総会議事に関する速報がJARLホームページ上で公表されました。
詳細版はおそらく会員限定で閲覧可能となると思いますが、速報版は非会員にも下記にて公開されています。(新しいタブで開いてください)
この中で監事報告が「事業報告及びその付属明細は法令及び定款に従い当連盟の状況を正しく示しており、理事の職務執行に関して不正の行為並びに法令若しくは定款に違反する重大な事実はなく、計算書類と附属明細書については、適正に表示している」と報告されています。髙尾前会長の飲食については第71回理事会において感じが調査するとなっているのにちょっと違和感を覚えました。
「適正」としなければ決算不承認となるためやむを得ずそのように報告したのでしょうか。社員からは質疑でどのような発言があったのかはおそらく今後発表される詳細版に記載される物と思われます。
また退任した専務理事への退職金加算についても、事務局からの起案に捺印しただけと言う前会長の説明が完全に否定されています。前会長が理事会にも諮らず独断で決済した可能性がきわめて高いことが明らかとなっています。
加算の是非は別にして手続き的には全く不適当なものだったことが分かりました。
今回の新役員の顔ぶれをみてひとつ残念なことがあります。
それはお名前から判断すると一人も女性が入っていないことです。そもそも選挙に出馬したのが男性だけだったのかもしれませんが、女性議員が少ないと言われている国会議員ですら代議士で10パーセント。参議で26パーセントの女性議員がいます。
次回の選挙には女性も是非立候補して執行部入りしてほしいと思います。女性の正員も結構いるのですから、JLRSなどからそういう動きが無いのかなぁー、と思っています。女性が入ると男性とは違った観点からJARLに対する提言なども期待できると思います。