夢の黒部源流釣行。黒部イワナの夏12年目。(その3)クライマックスだよ | 2nd rangeroverのブログ

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2NDレンジローバーやフライフィッシング。英国文化やガーデニングを愛する自然派おやじの日々のご紹介

さあ、貧果に見まわれた初日、翌日の朝練(近くのT沢での朝飯前釣行でもオデコとなり、完全にペースを崩された私、みんなそれなりの釣果でボチボチだ。)これ以上引けを取るわけにはいかない。読んでる皆さんもそろそろ、本題が欲しいでしょう(笑)? そしてこの日は右岸のH沢を目指し、いつものホストから岩魚ハンターに切り替わったのです!!ホストはいつも、お客様を先に行かせるが、それではただでさえ多い先行者の影響にさらに、悪影響を与えてしまう。アタリが皆無になってしまうのだ。今日は一番で渓を遡っていた。川幅10mクラスのこの沢だって、一人の釣り師が入ってしまえば明らかに反応は鈍くなる。それが渓流釣りだ。幸い、フライ、ルアー、餌と狙うポイントが違うので4人で遡ってもそれなりに反応はあるはず。インレットから50mほど遡上すると砂地のインレットから黒部らしい渓相になっていきます。
さあ、今日の第一ポイント対岸の岩陰と泡の巻、まさにイワナの1級ポイントです。昨日の白いフライを岩と泡の中間位に流してやると早速”ピッシャ”とフライが消えました。左手で合わせをいれると、ググッと魚信、久しぶりの出会いにドキドキしながら、手元に魚を寄せます。23㎝位の居付きの岩魚でした。
ちょっとだけ痩せますけどね、今年は川も湖も雪のせいか小型が多いです。エンジンもかかったので次へ行きましょう!
こんな岩陰に上手ーく毛ばりを入れ込みます。この岩では上流側と下流側がポイントです。すると又、パシャっとフライが消えます。どうやらこの渓流はこの最近釣り師のプレッシャーを受けていないようですね。4年前のパラダイスを彷彿とさせる出だしです。悪くありません!
24㎝の岩魚顔が怒っとります
尻尾は両端が赤く黒部らしいイワナです。こんな渓相がずっと続きます。
このポイントでは右の岩が怪しいのですが、今回は左の岩陰からあずき色のネイティヴがでました。
28㎝だんだんサイズが大きくなります。いい感じです!
空は青く澄み渡り深緑が目と心を癒してくれます。やっと心に余裕ができました。
登山道の合流点まで釣り上がり2時間、尺イワナ頭に8フィッシュ16バイトでした。今回久しぶりにいつものバンブーではなくて、ヘキサグラフを使ったので、バイトの後の反動になれるのに少しかかり、バラシが多くなってしまいました。それでも本当に楽しいいい釣行でした。最後に尺イワナの動画とリリースシーンをどうぞ!
 

 
釣り友にやりすぎといわれましたが、たまにはいいよね!今年の夏も終わりました。次回はいよいよ納竿です!