日本地震前兆現象観測ネットワーク 6359号  '24 8/9

①『本日の地震15回』
9日23時15分 日向灘    M3.1
9日22時34分 奈川県    M2.3
9日20時06分 神奈川県 M2.7    
9日19時57分 神奈川県 M5.3 震度5弱(最大)
9日19時14分 大隅半島沖    M3.8    
9日17時32分 福島県    M1.7    
9日13時56分 石川県    M3.1 震度2
9日08時31分 岩手県    M2.2    
9日07時51分 日向灘    M2.9    
9日05時02分 日向灘    M3.8    
9日04時47分 日向灘    M4.0 震度2
9日04時23分 日向灘    M5.3     震度3(最大)
9日03時49分 日向灘    M4.2 震度2
9日03時17分 能登半島沖    M3.1    
9日01時26分 日向灘    M3.8

9日の月齢は4.7。


②『浅間山火山情報(第64号 8月9日16時00分 気象庁』
火山性地震の日回数は、5日36回、6日60回、7日63回、8日56回、9日15時までに34回(速報値)でした。
火山性地震は、4月中旬以降増加した状態が続いています。3月中旬から認められていた山体の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動は、4月下旬から鈍化し、5月以降、停滞しています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、2023年3月以前に比べて多い状態が続いています。
引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


③『本日のNictイオノ』
赤4(稚内1、国分寺1、山川0、沖縄2)


④『山川0、この山川イオノが物語るもの!!』
何処も、あそこも、「南海トラフ巨大地震」発生が満載だ。
発生に注意は必要だが、電離層を見る限り、南海トラフ巨大地震は起きそうにもない。

そんなさなかに、「起きそうにもない」などと勇気の要る発言をする者はどこを探してもいない。

繰返す。
南海トラフ巨大地震発生だが、電離層にはその兆候は今のところない。出ていないのである。
安全、安心は保たれている。
但し、沖縄にはP嵐が、本日、1時間半も出ていたが
南海トラフ巨大地震につながる可能性はゼロではない。


⑤『沖縄P嵐』
昨日、8/8 15:00から7時間半
最大 21:00 +7.2 15.6

本日、8/9 01:45から1時間半
最大:1:45 +5.9MHz 14.8MHz


⑥『地磁気ストーム(S.W.COM)』
3つのCMEのシリーズが現在地球に向かっている。
最初の2つは、8月7日にM級フレアによって放出されたもので、比較的小規模。
3つ目は、昨日のXフレアによるもので、より強力。
8月9日、10日、11日に連続して地球を襲った3つのCMEは、アメリカとヨーロッパで中緯度オーロラを伴うカテゴリーG3の強い地磁気嵐を引き起こす可能性がある。
XクラスフレアとハローCME: 活動的な太陽黒点AR3777は、8月8日(1935 UT)にX1.3クラスの爆発という、これまでで最も強力な太陽フレアを引き起こした。
フレアからの放射線は、地球の大気の上部を電離させ、北米からハワイ諸島への短波電波の減衰を引き起こした。
船員やアマチュア無線家は、フレア発生後1時間も30MHz以下の信号の損失に気づいたかもしれない。
より興味深いのは、コロナ質量放出(CME)。
フレアの直後、SOHOコロナグラフは、地球に向かって真っ直ぐに向かうハローCMEを検出した。
このCMEは、毎秒1,000km(時速220万マイル)以上で移動しており、遅くとも8月11日迄に到着する可能性が高く、既に進行中の2つのCMEの影響が加わる。


⑦『篠原情報(8/ 9 12:41 更新)』
X1.3の大規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速です。


⑧『8日の活動度指数』
黒点数は299
黒点総面積は2930
F10.7 303.2336.0
地磁気K指数の合計は9、最大2

F10.7は 303.2から336.0に増加。