日本地震前兆現象観測ネットワーク 6358号  '24 8/8

①『本日の地震12回』
8日23時12分 日向灘    M3.5
8日21時49分 北海道沖 M4.8
8日20時01分 日向灘    M3.8    
8日19時04分 日向灘    M4.2
8日18時00分 日向灘    M4.4 震度2
8日17時49分 日向灘    M4.1
8日17時46分 日向灘    M3.4    
8日17時35分 日向灘    M4.6 震度2
8日16時43分 日向灘  M7.1 震度6弱(最大)
8日14時23分 静岡県    M3.2    
8日05時07分 石川県    M1.7
8日00時17分 福島県    M2.5

8日の月齢は3.7。


②『気象庁は8日、東海沖から九州沖にかけての震源域で発生が懸念される「南海トラフ巨大地震」への注意が必要だとして、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表した。南海トラフとの関連を分析した評価検討会の平田直・東大名誉教授は記者会見で、M7程度の地震が日向灘を震源に起きたのは40年ぶりと明かした。
その上で「最大クラスの地震が起きた場合、東京で震度5弱の揺れ、九州や四国、紀伊半島、房総半島で高い津波が想定される」とし、「決して西南だけでなく、全域で注意して欲しい」と警戒を呼び掛けた。


③『気象庁「特定期間中に大規模地震が必ず発生するわけではない」』
気象庁は8日午後7時45分から、南海トラフ地震臨時情報に関する記者会見を開いた。
気象庁は、南海トラフ地震の想定震源域では、新たな大規模地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まっているとも考えられるとしながら、「新たな大規模地震が発生する可能性は平常時に比べると高まっていますが、特定の期間中に大規模地震が必ず発生するということをお知らせしているわけではない」とも述べた。
又、世界で発生した地震のデータから、M7以上の地震発生後に、7日以内にM8クラス以上の大規模地震が発生するのは数百回に1回程度と説明。
地震が起きる前の「30年以内に70~80%」=「7日以内に換算するとおおむね1000回に1回程度」という発生可能性よりも「数倍高くなっている」と説明した。
又、「続けて地震が発生する可能性は、先に発生した地震が起こった直後ほど高く、時間が経つにつれて低くなってくるが、ゼロになる訳でもない」とも説明し、注意を呼びかけた。


④『この前兆(M7.1)』
再掲、山川観測所だけに現れていた電離層異常。
1)N嵐警戒、8/5 11:45から6時間45分
最大15:15 -4.0MHz 5.5MHz
他は何ら異常がないのに山川だけにより危険なN嵐
が7時間近くも出ていた。
大きな至近距離震源を早くも正確にキャッチしていた。

2)おまけに山川だけの電離層擾乱警戒。
8/5 12:15から15分、 12:15 6.6MHz 9.1MHz
大きな至近震源が電離層擾乱を引き起こしていた。

3)昨日、アップすべきだった    2m帯の強力伝播(縦型Es)これは何かあると前日コピしておいた、重要な伝搬記録である。時間帯にも注目!!

●8/7 19:02) [JA6DJS] 144.460 FT8 JS6NXN 沖縄県うるま市 CQ 強力です!


⑤『本日のNictイオノ』
赤4(稚内1、国分寺1、山川0、沖縄2)
未精査


⑥『沖縄P嵐』
8/8 15:00から7時間半
最大 21:00 +7.2MHz 15.6MHz

注)直前の15時00分にP型電離層嵐が出現し、 16時43分にM7.1が発生した。 


⑦『篠原情報( 8/ 8 13:33 更新)』
Mクラスのフレアが続く様になっています。太陽風はやや低速です。


⑧『7日の活動度指数』
黒点数は283
黒点総面積は2475
F10.7 303.2
地磁気K指数の合計は10、最大2

F10.7は 270.0から303.2と激増。