日本地震前兆現象観測ネットワーク  6322  '24 7/2

①『本日の地震2回』
2日 07時50分 奄美大島近海    M4.4 震度2
2日 07時45分 小笠原諸島沖    M5.6(最大)

2日の月齢は24.6。


②『本日の最大』
07時45分 小笠原諸島沖    M5.6(最大)


③『この前兆』
再掲、30日のイオノ
赤12(稚内6、国分寺0、山川4、沖縄2)
国分寺は0だが関東方面警戒、電離層の範囲は広い。


④『Nictイオノ』
赤32(稚内23、国分寺4、山川4、沖縄1)
稚内の赤増加の結果はまだ出ていない。


⑤『山川電離層擾乱警戒』
7/2 12:00から1時間15分
最大13:00 4.1MHz 6.3MHz


⑥『篠原情報(7/ 2 12:00 更新)』
太陽風は平均的な速度になりました。太陽は概ね静穏です。


⑦『K情報』
暫くぶりで地震性のダブル体感。
後頭部の頭痛が続き、目にチカチカと光が入った。
マリアナ方面から硫黄島、小笠原諸島(父・母島)八丈島から関東方面の地震の前にしばしば出る体感、勿論、日本海側の前にも似たような体感が現れる。1週間。


⑧『M情報』
亀の異常は続いている。


⑨『1日の活動度指数』
黒点数 195
黒点総面積940
.F10.7 170.6
地磁気K指数の合計12、最大2


⑩『地球の「内核の自転」2010年頃から減速中 研究で明確な証拠(Forbes JAPAN 提供)』
地球の中心にある内核の自転が、14年前の2010年頃から減速しており、その結果として1日の長さが僅かに長くなっている可能性があるとの最新の研究結果が発表された。
科学誌Natureで6月に発表された今回の研究は、内核が地球の表面よりも速く自転しているとするこれまでの研究とは逆の結果となっている。

内核
地表から深さ約5000kmより下の最深部に位置する地球の内核は、固体の鉄とニッケルでできた球体だ。
月と同じくらいの大きさがあり、液体の鉄とニッケルからなる外核に覆われている。外核は地球の磁場(地磁気)を発生させている。外核の上部に岩石質のマントルがあり、最後に地殻がある。
直接観察したり試料を採取したりが不可能なので、地球の内核は調査が困難なことで知られている。
最も実行しやすい中心核の調査手法は、地震によって発生する地震波からのデータ収集だ。今回の場合、研究チームは地震と核実験から得られる地震波データを用いて、内核の運動を分析した。

説得力のある結論
南カリフォルニア大学(USC)と中国科学院の共同研究チームは、地球の内核が地表と比較して減速していることを発見した。
この内核の運動の変化は、2010年頃に発生した。
減速の原因は、液体の鉄からなる外核の撹乱と、マントルの一部から受ける重力の牽引作用だと、論文は示唆している。
内核の自転速度が地球のマントルに比べて、僅かに「速い」から「遅い」へと約40年ぶりに変化していることが、今回の研究で明らかになっている。
論文の共同執筆者で、USCドーンサイフ芸術文学科学カレッジ地球科学部教授で学部長を務めるジョン・ビデールは「内核は数十年ぶりに減速していた」と述べている。
「他の科学者チームも最近、類似の様々なモデルを提唱しているが、今回の最新研究が最も説得力のある結論を提供している」

ノイズに埋没
内核の動きが遅くなる程、地球の自転速度に対する抵抗要素がより大きくなるという単純な理由から、内核の減速が1日の長さに影響を及ぼすことが予想される。
1回の自転が24時間で1日を表すため、内核の減速は地球が1回転するのにより時間がかかることを意味する。だが、予想される変化は、1秒の何分の1にも満たない僅かな時間だ。
「1000分の1秒のオーダーであり、海洋や大気の撹乱によるノイズに埋没しそうなほどで、気づくのが非常に困難だ」とビデールは説明している。

地震波データ
今回の研究では、南大西洋に浮かぶ無人の火山列島であるサウスサンドイッチ諸島付近で1991年~2023年の期間に発生した121回の地震の地震波データを使用した。更に、1971年から1974年にかけて米、仏、旧ソ連が実施した核実験のデータも使用した。
ビデールは「この変化を示唆する震動記録を初めて見た時は困惑した」と話している。
「だが、同じパターンを示している観測データが更に20数件見つかったことによって、この結果は無視できないものとなった」