日本地震前兆現象観測ネットワーク  6297  '24 6/7

①『本日の地震2回』
7日 21時35分 宮城県沖 M3.8    震度2
7日 01時09分 石川県    M2.0

6/6 11:07  50.13N  147.64E  622    5.9M   オホーツク海
(信号機さん)

7日の月齢は0.6。


②『浅間山火山情報 (第46号6月7日16時00分 気象庁)』
火山性地震の日回数は、6月3日32回、4日53回、5日42回、6日46回、7日15時までに33回(速報値)でした。
又、5日に実施した火山ガス(二酸化硫黄)観測では、1日あたりの放出量は600トン(前回5月29日、200トン)でした。
火山性地震は、4月中旬以降増加しています。2023年11月頃より停滞していた山体の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動が、3月中旬から再び認められています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、2023年3月以前に比べて多い状態が続いています。
引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


③『阿蘇山火山情報(第31号 6月7日16時00分 福岡管区気象台)』
阿蘇山では、5月31日から6月1日にかけて火山性微動の振幅が一時的にやや大きくなりましたが、その後は小さい状態で推移しています。
中岳第一火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上1000mまで上がりました。夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
6月4日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は1400トンとやや多い状態でした。
阿蘇山では、5月15日以降、火山性微動の振幅に時々増大がみられ、火山活動に高まりが認められます。
中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。


④『南海トラフ地震関連解説情報について -最近の南海トラフ周辺の地殻活動-』
報道発表日
気象庁では、大規模地震の切迫性が高いと指摘されている南海トラフ周辺の地震活動や地殻変動等の状況を定期的に評価するため、 南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会、地震防災対策強化地域判定会を毎月開催しています。 本資料は本日開催した評価検討会、判定会で評価した調査結果を取りまとめたものです。
尚、下記調査結果は本日17時00分に「南海トラフ地震関連解説情報」として発表しています。

報道発表日
令和6年6月7日

概要
現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時(注)と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。


⑤『Nictイオノ』
赤98(稚内8、国分寺35、山川33、沖縄22)
未精査。


⑥『篠原情報報(6/7 13:23 更新)』
太陽風は低速の状態が続いています。5月の黒点相対数は 171.7 でした


⑦『6日の活動度指数』
黒点数167
黒点総面積 760
10.7 190.9
地磁気K指数の合計6、 最大1