日本地震前兆現象観測ネットワーク  6274 '24 5/14

①『本日の地震3回』
14日 19時05分 鹿児島県 M2.5
14日 02時13分 茨城県沖 M3.7
5/13 19:03  23.32N  143.86E 4.9M  小笠原南部(信号機さん)

14日の月齢は3.7。


②『浅間山火山情報(第39号5月13日16時00分 気象庁)』
火山性地震の日回数は、10日53回、11日53回、12日50回、13日15時までに29回(速報値)。
火山性地震は、4月中旬以降増加している。
2023年11月頃より停滞していた山体の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動が、3月中旬から再び認められている。
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は2023年3月以前に比べて多い状態が続いており引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性あり。


③『NIctイオノ』
赤7(稚内1、国分寺5、山川1、沖縄0)
関東は警戒。
稚内 5/14 11:00
国分寺 5/14 13:15~13:45, 19:15, 20:30~20:45
山川 5/13 21:30の3か所で強いEsが確認されている。


④『プロトン』
衛星観測によるとプロトン粒子フラックスは、5月13日11時25分UTから上昇をはじめ、13日14時0分UTに10 PFUを超えてプロトン現象が発生、その後、更に上昇を続け14日3時15分UTに100 PFUを超え継続中。


⑤『放射線帯電子』
衛星観測によると、静止軌道における2 MeV以上の電子の24時間フルエンスは、4.42×10^7 particles/cm^2/srのやや高いレベル。


⑥『TEC』
特段の変化無し。概ね静穏な状態。


⑦『篠原情報 (5/14 13:25 更新)』
X1.7の大規模フレアが発生しました。高速太陽風は続いています。


⑧『陽子が地球に降り注いでいる(S.W.COM)』
:巨大黒点AR3664はもはや地球に面していない。
その為、非常に危険である。
現在、キャリントン級黒点は太陽の西側、つまり地球と磁気的につながっている太陽の領域を通過している。
現在進行中の電波遮断のマップの赤いゾーンは、短波無線信号が吸収されている場所を示す。
20MHz未満の周波数はほぼ完全にブラックアウトされ、アマチュア無線家にとって厄介な問題となっている。
原因はAR3664の磁気キャノピーで太陽フレアによって加速された陽子は、パーカースパイラルを辿って地球に帰還している。
磁気スーパーハイウェイと考えると、到着した粒子は、地球の磁場によって極に向かって流れ、そこで大気を電離させ、短波無線信号の送信を妨害する。
この極冠吸収現象は(特にAR3664からの)フレアによって後押しされた場合、数日間も続く可能性がある。


⑨『デリンジャー現象』
活動領域3664で発生したX1.7フレアの影響により、14日11時15分から11時30分にかけて日本各地でデリンジャー現象が発生した。


⑩『13日の動度指数』
黒点数 225
黒点総面積 1800
F10.7 215.4
地磁気K指数の合計24  最大4