日本地震前兆現象観測ネットワーク  6269 '24 5/9

①『本日の地震3回』
9日 20時59分 豊後水道 M3.2
9日 16時14分 石川県    M2.6
9日 04時34分 大分県    M4.2 震度2(最大)

9日の月齢は28.7。


②『南海トラフ大地震の可能性「特段の変化は観測されていない」…気象庁の検討会(読売新聞 )』
気象庁の南海トラフ地震評価検討会は9日、定例会合を開き、「現時点で、南海トラフ沿いの大規模地震の発生可能性が高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」との見解を発表した。
又、南海トラフ地震の想定震源域にある豊後水道で4月に発生した地震については「地震の発生メカニズムが異なり、影響を与えるには規模が小さい」とした。


③『NIctイオノ』
赤6(稚内1、国分寺2、山川1、沖縄2)


④『沖縄N嵐警戒』
5/9 12:15から5時間
最大 15:15 -4.1MHz 11.2MHz


⑤『沖縄電離層擾乱』
5/9 10:45から2時間15分
最大12:30 4.MHz4 6.6MHz


⑥『篠原情報 (5/ 9 12:19 更新)』
3664黒点群でフレアが続き、ハロー型のCMEも続いています。


⑦『キャリントン級太陽黒点(S.W.COM)』
黒点AR3664は非常に大きくなり、今では1859年のキャリントンの太陽黒点に匹敵します。
両者の類似性を示すために、キャリントンの有名なスケッチを(縮尺に合わせて)NASAの今日の太陽の写真に追加しました。
AR3664は端から端まで約200,000kmにわたって広がっており、地球の15倍の幅があります。
倍率を全く使わずに普通の日食メガネを通して見ることができます。
更に、この黒点の画像を、19世紀にキャリントンが行ったように、歩道や白いスクリーンに投影することは容易です。
キャリントンの黒点は、1859年8月と9月に一連の激しい太陽フレアとCMEを放出したことで有名です。その結果、地磁気嵐は電信局に火を放ち、キューバからハワイまでオーロラを引き起こしました。
それ以来、「キャリントン・イベント」はポップカルチャーにおける宇宙天気の試金石となり、最近の見出しでは、それが繰り返されれば「インターネットの黙示録」が起きるのではないかという懸念が高まっています。
確かに、それは繰り返される可能性があり、研究によると、キャリントン級の嵐は40年から60年に一度発生するので、遅れています。
現在地球へ向かう途中のCMEは、新たなキャリントン・イベントを引き起こすことはありません。1859年のCMEと比べるとちっぽけです。
それにもかかわらず、地球がストライクゾーンにある間は、この成長する活発な領域から目を離さないのが賢明でしょう。


⑧『デリンジャー現象』
活動領域3664で発生したX1.0とM9.8フレアの影響により、9日6時30分から8時15分にかけて日本各地で発生した。
活動領域3664で発生したM4.0/1BとM4.5フレアの影響により、9日12時15分から12時45分にかけて日本各地で弱い現象が発生した。


⑨『8日の活動度指数』
黒点数 155
黒点総面積 1890
F10.7 227.1
地磁気K指数の合計9 最大2

F10.7は 203.6から227.1に激増した。

F10.7は、昨日の203.6から、本日も227.1に激増。
前サイクル、前々サイクル等ではそんなに激増、激減はなかった。

巨大フレアはすべての電子回路をブッ壊す。
磁気遮蔽、電磁遮蔽、静電遮蔽、高エネ電磁波遮蔽等は今のうちに。


⑩『円安、海外旅行関連』
食料が入手できる時代の終わりになるかも。(Fullscreen button)』
食料を輸入に頼ってこられた背景には、日本の経済成長とその成果の一部としてため込んだ1兆ドルを超える潤沢な外貨があったからである。
ところが日本の毎年の経済成長率は先進国のなかでも最低かほぼ0%、工業製品が輸出競争力を失いつつあるため輸出に以前ほどの勢いがなくなり、一方で円安傾向がはっきりしたにもかかわらずエネルギー需要の世界的な伸びや資源高などから輸入額が大きく伸び、貿易収支は赤字が拡大、黒字が出ても僅かという体質になってしまった。
その黒字の源泉(資産)は海外にあり、その所有者の企業が貿易赤字を埋めるために取り崩すこともあり、外貨状態を円に替えない限り使えないし、他の企業が輸入代金決済に使える訳でもないのであまり当てにしない方がよいという専門家もいる。
貿易収支が赤字体質に変わったのは円安や新型コロナの前、2008年のリーマンショック以後のことである。
もはや以前のように貿易黒字が外貨準備の源泉になるという時代は過ぎ去ったといえるだろう。又、貿易が駄目なら直接投資収益が大きいから大丈夫ともいえず、輸出力の低下は貿易収支と第一次所得収支の黒字を合わせた経常収支に与える影響が避けられなくなっている。
この為、経済力が強く食料を買いあさってこられた日本の購買力が落ちることは避けられない時代に入り、この傾向は今後ますます強くなると見通すことができよう。
食料輸入量がマイナスの影響を受ければ、日本の食料自給率は、名目上は上昇するだろう。しかしそれはいいことではない。それは食料を欠く日常に近づくことと引き換えることであって、国内に流通する食料が減ることを意味する。(続く)。