日本地震前兆現象観測ネットワーク  6247 '24 4/17

①『本日の地震11回』
17日 23時59分 豊後水道    M3.0
17日 23時52分 豊後水道    M3.5
17日 23時47分 豊後水道    M3.1    
17日 23時34分 豊後水道    M3.1    
17日 23時31分 長野県     M3.3 震度3
17日 23時27分 豊後水道    M4.3     震度3
17日 23時19分 豊後水道    M5.0 震度4
17日 23時14分 豊後水道    M6.6 震度6弱(最大)
17日 19時18分 長野県 M3.9 震度3
17日 05時19分 父島近海    M4.9     震度2
17日 03時21分 岩手県沖    M4.1     震度2


17日の月齢は6.7。


②『本日の最大』
23時14分 豊後水道    M6.6 震度6弱


③『早とちりして大失敗』
1)沖縄のP嵐、M5.6の歪エネで解放された⇒誤り⇒歪エネは解放されていなかった。残っていたのだ。

2)「嵐」は発生しなかった⇒誤り⇒歪エネの全てが解放されてはいなかった。

本命はその翌日(勿論、120時間以内)に発生した豊後水道    M6.6だったのである。


④『本日のNIctイオノ』
赤1(稚内0、国分寺0、山川1、沖縄0)
山川は1でも非常に危険な「1」である。要警戒(+)。


⑤『稚内負性嵐、警戒(+)』
4/17 06:15 から12時間45分。長い!!
最大10:30 -6.0MHz 5.0MHz


⑥『国分寺負性嵐、警戒(+)』
4/17 06:45から10時間45分
最大 09:15 -5.2MHz 5.6MHz


⑦『山川負性嵐、警戒(+)』
4/17 13:15から7時間45分
最大16:30 -4.2MHz 9.0MHz


⑧『沖縄がなかったのは非常に幸いである』
観測ミスではないと思う。
沖縄に負性嵐がなかったのは非常に幸いなことである。
もし、負性嵐が発生していると「3.11」と同じ大前兆になる。いや、「3.11」よりはもっと大きい。
今回は、幸い沖縄のP嵐・負性嵐がなかった。ここ迄、影響が及ばなかったのである。


⑨『篠原情報(4/17 16:24 更新)』
太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動が強まりました。
太陽風は、今朝まで10nT程度に磁場が強まった状態が続きました。
南北成分も南寄りの傾向が続き、-5〜-10nTで変化しています。
速度は380kmとやや低速でしたが磁気圏の活動は強まってAE指数を見ると、800〜1000nTの中規模の変化が連続的に発生しています。


⑩『電離圏嵐』
F領域臨界周波数で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。
4/17 7時~13時 : 稚内で非常に低い状態
4/17 13時~16時 : 稚内で低い状態
4/17 7時~17時 : 国分寺で低い状態

日本上空の全電子数(TEC)で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。
4/16 21時~4/17 2時 : 北緯39~47度で高い状態
4/17 8時~17時 : 北緯31~47度で低い状態


⑪『16日の活動度指数』
黒点数 181
黒点総面積 1200
F10.7 198.7
地磁気K指数合31、 最大5


⑫『日食で米国の時報をシフト(SWコム)』
日食で米国の時報がシフトした。 
米国国立標準技術研究所(NIST)は、コロラド州フォートコリンズにラジオ局を持っている。
コールレター:WWV。複数の短波周波数で動作するWWV(日本のJJYと同じ)、世界中のリスナーに正確な時間と周波数の情報を24時間週7日放送している。
2024 年 4 月 8 日、WWV の頻度が次のように変化した。
このプロットには、WWVの姉妹局であるWWVHのデータも含まれている。

「あれは日食でした」と、オハイオ州クリーブランドのアマチュア無線家クリスティーナ・コリンズ(W8EDU)は言う。「HamSCI Personal Space Weather Station NetworkのGrapeステーションは、WWVなどの時間標準ラジオ局の搬送波信号のドップラーシフトを測定した。
4月8日、ネットワークは日食に関連する明確なS字カーブの痕跡を見た。
ドップラーシフトは、月の影が電離層を突き抜け、電離が減少する一時的な穴ができたときに起こる。
これにより、下図(略)のように、送信機から受信機への「スキップ距離」が変変化した。
ドップラーシフトの総量は、通常の昼夜の変動と同様に、毎秒数サイクルしかなかった為、日食中に実際に時間を忘れる人はいなかったが、それにもかかわらず、日食の力の魅力的なデモンストレーションだった。