日本地震前兆現象観測ネットワーク  6243 '24 4/13

①『本日の地震8回』
13日23時01分 石川県    M2.6
13日16時43分 愛媛県    M3.5    震度2
13日10時58分 石川県    M2.2    
13日04時48分 釧路沖    M3.9 震度2
13日02時27分 大隅半島沖    M2.9
13日02時17分 紀伊水道    M2.3
13日01時59分 奄美大島近海    M3.0
13日00時40分 釧路地方    M3.4

13日の月齢は2.7。


②『本日のNIctイオノ』
赤1(稚内0、国分寺0、山川0、沖縄1)
南は注意。


③『沖縄P嵐注意』
4/13 20:45から1時間15分
最大21:45 +4.1MHz 15.2MHz


④『プロトン、電子、TEC』
静穏レベル。


⑤『篠原情報(4/13 12:44 更新)』
Cクラスのフレアが続いています。


⑥『12日の活動度指数』
黒点数 80
黒点総面積 570
F10.7 151.5
地磁気K指数合5、 最大2


⑦『続、M7.5級が予想される活断層(zakzak 提供)』
日本の陸域には約2000の活断層があるとされ、地震本部ではその中から114の活断層を調査対象としている。このうち今後30年以内の地震発生確率が3%以上になる「Sランク」は36カ所、0・1~3%未満の「Aランク」が51カ所、0・1%未満の「Zランク」が63カ所ある。残りは不明で「Xランク」と評価されている。記事中の図・表では、Sランクのうち、M7・5以上が予想される断層を抜粋した。

ただ、地震本部は「地震発生確率が小さいように見えても、決して地震が発生しないことを意味していない」と注意を促している。1995年の阪神淡路大震災の発生直前の確率は0・02~8%、2016年の熊本地震の場合もほぼ0~0・9%だった。

更に要注意なのは、大都市圏を含む各地には、まだ調査が進んでいない「隠れ断層」が存在する可能性があることだ。

想像力発揮し、リスクに備えを
長尾氏は「現在、活断層がよく調査されているのは堆積物に覆われていない地域が多い。だが、実際には都市圏の平野部にも『隠れ断層』が存在するはずだ。東京湾や瀬戸内海の海底にも存在するとされるが、船舶の航行が活発なこともあって調査が進まず、実態が分からない。地震への想像力を発揮して、リスクに備えることが重要だ」と強調する。

首都圏では、2月下旬から今月3日にかけて千葉県東方沖を震源とする揺れが頻発している。3月2日には千葉県南部(M5・0、最大震度4)、同21日には茨城県南部(M5・3、同5弱)でそれぞれ地震があった。
長尾氏によると、房総半島沖では1912年、50年、87年と37~38年周期でM6・5前後の地震が起きており、今年は87年から37年目にあたる。長尾氏は、房総沖の地震によって「首都直下地震が誘発されるリスクは高まっている」とみる。
最近発生している地震には、政府などが想定する首都直下地震の震源域に近い複数の地域も含まれていることから、警戒感が増している。
首都圏はもちろんだが、日本列島のどこに住んでいても地震への警戒は怠れない。

M7.5以上の地震活動が予想される内陸の活断層
番号   起震断層    規模(M)

❶ サロベツ断層帯 M7.6程度

❷ 糸魚川―静岡構造線断層帯 (北部)M7.7程度(中北部)M7.6程度

❸ 境峠・神谷断層帯 M7.6程度

❹ 富士川河口断層帯 M8.0程度

❺ 上町断層帯 M7.5程度

❻ 弥栄断層 M7.7程度

❼ 菊川断層帯 (中部)M7.6程度

❽ 中央構造線断層帯 (石鎚山脈北縁西部)M7.5程度

❾ 周防灘断層帯 (主部)M7.6程度

❿ 日奈久断層帯 (日奈久区間)M7.5程度

※政府地震調査研究推進本部の主要活断層帯の評価から、今後30年以内の地震発生確率が3%以上のものを選んだ。