日本地震前兆現象観測ネットワーク  6225 '24 3/25

①『本日の地震6回』
25日 23時45分 鹿児島県M2.9 震度2
25日 20時16分 能登半島沖    M1.7    
25日 10時58分 石川県    M3.2 震度2
25日 05時47分 茨城県    M3.4
25日 03時54分 石川県    M2.3
25日 03時37分 長野県    M2.7

25の月齢は14.7。



②『再掲。稚内N嵐警戒~』
3/24 07:30から5時間15分
最大09:00 -3.9MHz 6.7MHz

予測通り北で警戒級~発生。
3/25 02:36  52.43N  163.56E   5.1M   カムチャツカ半島東沖(信号機さん)


③『ここ数年で最強の激しい地磁気嵐(S.W.COM)』 
予報通り、CMEは3月24日(1437 UT)に地球の磁場に衝突した。
この衝突により、地球の磁気圏に亀裂が入り、2017年9月以来最強の地磁気嵐であるG4クラスの激しい地磁気嵐が発生した。

「早起きして、嵐が進行しているのを見ると、ベッドから飛び起きて、フーパーズ・インレットのお気に入りの展望台に駆けつけました」と写真家のイアン・グリフィンは言う。
「美しいオーロラ・オーストラリスは、雲や明るい月明かりにもかかわらず、簡単に見ることができました。」
イギリスでは、CMEが襲ったのは白昼でオーロラは見えなかった。
それにもかかわらず、イギリスのプレストンに住むスチュアート・グリーンは、裏庭の磁力計を使って嵐を感知した。
「私の磁力計は、ここ英国で午後の半ばに動き出しました」とグリーンは言う。 「CMEの到来は深刻な混乱を引き起こしました」。
グリーンのチャートの波線は、CMEによって引き起こされる地表の磁場の変化を表す。
「センサーは、私の庭の地表から約0.5メートル下に東西方向に埋められています」。「これにより、地磁気嵐時の磁気偏角を非常に高感度に(ナノテスラ以下で)測定することができます。」
グリーンは独自の磁力計をゼロから作り上げたいですか?方法は略。


④『篠原情報(3/25 11:59 更新)』
太陽風の強い乱れが到来し、磁気圏の活動が一時的に激しくなりました。
昨夜遅く、24日23時20分頃に太陽風の急な強まりが衛星観測されました。
速度は、550kmから800kmへ上がってかなり高速になり磁場強度は、7nTから20nTそして30nTとかなり強い状態になりました。
23日昼に発生したX1.1の大規模フレアの時のCMEによる太陽風の強まりだと思われます。
その場合、乱れは1日半で地球へやって来たことになり
NOAA/SWPCの予報よりも半日早くなりました。


⑤『太陽プロトン速報』
衛星観測によると、3月23日08時15分UTに、10MeV以上のプロトン粒子フラックスが1.0e+01PFUを越えた。
3月23日12時00分UTに、10MeV以上のプロトン粒子フラックスが1.2e+02PFUを越えた。
プロトン現象は3月23日18時20分UT頃に最大になり、フラックスの最大値は9.6e+02PFU。
3月24日22時20分UTに、10MeV以上のプロトン粒子フラックスは5.0e+01PFU以下に下がり、25日08時20分UT現在、プロトンフラックスの高い状態が続いている。

臨時情報
2024/3/25 09:30 更新
3月24日14時36分UTに急始型地磁気嵐が発生し、現在も継続中です。


⑥『本日のNIctイオノ』
赤1(稚内0、国分寺0、山川1、沖縄0)
山川に火山性ノイズあり。


⑦『稚内N嵐警戒』
3/25 06:15から7時間15分
最大10:15 -5.8MHz 5.7MHz


⑧『山川電離層擾乱』
3/25 02:15 から1時間15分
最大03:30 5.2MHz 6.6MHz


⑨『沖縄PN嵐警戒』
3/25 14:15から6時間
最大18:15 +5.3MHz 19.2MHz


⑩『電離圏嵐』
F領域臨界周波数で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。
3/25 2時~11時 : 稚内で低い状態
日本上空の全電子数(TEC)で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。
3/24 21時~3/25 2時 : 北緯31~47度で高い状態
3/25 8時~11時 : 北緯27~31度で高い状態


⑪『デリンジャー現象』
活動領域3615で発生したM4.4/SBフレアの影響により、25日15時45分に国分寺、山川と大宜味でデリンジャー現象が発生した。


⑫『24日の活動度指数』
黒点数 165
黒点総面積 1230
F10.7 195.1
地磁気K指数合計33、 最大7

F10.7は、210.7から195.1に下がり、地磁気K指数合計は、33に増加した。

強力な磁気嵐で逆転!!
高速道でも逆走車が走る時代に太陽活動で頭の上に逆走車。
サイクル25の前の連続無黒点、頻繁に発生すデリンジャー現象!!おかしいF層!!
サイクル25のピークで「巨大フレア」が発生しなければいいが…
キャリントンクラスの大フレアならイチコロだァ
スマホ・パソコン等の保護の為の静電遮蔽、磁気遮蔽、電磁遮蔽、高エネ(X線、γ線、宇宙線~)遮蔽は一応しておく必要がありそうだ。