日本地震前兆現象観測ネットワーク  6211  '24 3/11

①『本日の地震6回』
11日 21時14分 十勝地方M2.0
11日 16時53分 能登半島沖    M3.4  
11日 11時32分 奄美大島沖    M3.5
11日 09時30分 能登半島沖    M1.8
11日 08時43分 石川県    M2.1
11日 02時03分 福島県沖M3.6    

11日の月齢は0.7。


②『千葉県沖のスロースリップ“かなり減少”,「今後1か月は5弱程度に注意(日テレNEWS )』
千葉県沖とその周辺では、今月11日午前8時までに震度1以上の地震が42回発生、9日午前4時26分頃には、千葉県一宮町などで震度4の揺れを観測する地震があった。
この地震活動は、震源近くの房総半島沖のプレート境界で発生している「スロースリップ」に伴うもので、スロースリップが起きている場所の周辺で地震が多発していて、同様の現象は1996年以降、6回確認されている。
11日、政府の地震調査委員会は研究機関の観測データをもとに地震のメカ等について議論を行った。
このうち、国土地理院の衛星を使った観測によるとスロースリップは先月26日に発生し、29日には1日あたりのすべり量が大きくなったことが確認されている。
その後、滑り量は徐々に減少し、今月3日にはかなり小さくなった。
地震調査委員会の委員長で東京大学の平田直名誉教授は、地震活動が活発な時期から、しばらくしてやや大きめの地震が起きた事例もあることから、今後1か月程度は最大震度5弱程度の地震に注意して欲しいう。


③『大津波襲来で死者47万人、南海トラフ、千葉県東方沖の群発地震「令和の関東大震災」につながる可能性、能登も前兆の一つ(zakzak 提供)』

東日本大震災からまもなく13年となる。
今年1月には能登半島地震が発生、千葉県や宮崎県などで群発地震が観測され、首都直下地震や南海トラフ巨大地震も警戒されている。
建物の倒壊や住宅密集地の火災、津波による被害が懸念されるが、都市部ならではのビルやマンション火災、地下街への津波の流入などにより、事前の想定を大きく上回る被害が発生する恐れもあるという。
ここに来て気になるのは、千葉県沖や同県南部を震源とする地震が断続的に発生していることだ。
災害史に詳しい立命館の高橋学特任教授は「千葉県南部の地震は、東西方向に断層が走る首都圏で発生する大地震の震源の一つと想定されている。
プレート(岩盤)の歪がたまっており、「令和の関東大震災」につながる可能性がある」と指摘する。
元東京消防庁麻布消防署署長で、市民防災研究所理事の坂口隆夫氏は「多くの家庭で火を使う正午近くに発生した為、東京市(当時)の約5割に延焼が拡大した。約4万人の避難者が集中した両国では火災旋風が発生、1時間で3万8000人が亡くなるなど想定外の条件が重なった」と解説する。
元日の能登半島地震では、事前の県の想定を大きく上回る被害となった。石川県輪島市の「輪島朝市」では200棟以上が火災に見舞われた。
坂口氏は「輪島朝市では、津波警報の為、住民による初期消火もできなかった。
断水で消火栓や、電柱等の倒壊で防火水槽も使えず、地盤が隆起した為、河川のくみ上げも困難だった。
首都直下地震でも帰宅困難者や避難者がどこに集中するか予測は不可能だ。
繁華街の雑居ビルやマンションの室内の出火もあり得る。住民による備えができなければ、火災で想定の2倍以上の死者が出ると考えるべきだ」と指摘する。


④『NIctイオノ』
赤0(稚内0、国分寺0、山川0、沖縄0)
異常なく大地震のおそれなし。


⑤『沖縄P嵐、警戒』
3/11 11:30 -18:30 7時間
最大15:15 +5.5MHz 19.7MHz


⑥『プロトン、TEC』
静穏レベル。


⑦『放射線帯電子』
やや高いレベル


⑧『篠原情報(3/11 09:40 更新)』
M7.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。


⑨『10日の活動度指数』
黒点数 80
黒点総面積 280
F10.7 127.0
地磁気K指数合計10、 最大2