日本地震前兆現象観測ネットワーク  6199 '24 2/29

①『本日の地震15回』
29日23時52分石川県    M3.0
29日18時35分千葉県沖 M4.9 震度4(最大)
29日17時55分岩手県    M2.9
29日16時27分千葉県沖 M4.8 震度3
29日16時19分千葉県沖 M3.2
29日15時49分石川県    M1.6
29日12時30分千葉県沖 M4.6 震度3
29日11時25分千葉県沖 M3.3    
29日11時13分千葉県沖 M4.7 震度3
29日10時37分石川県    M2.6
29日10時30分西表島付近    M3.7    
29日08時45分千葉県沖    M3.9     震度2
29日08時42分千葉県沖    M4.2     震度2
29日08時40分千葉県沖    M3.3
29日04時15分千葉県沖    M3.0


29日の月齢は19.2


②『千葉県沖 M4.9、その後』
巨大地震につながる電離層変化は未だ見られない。
全エネ一挙放出のイオノではないようだ。
エネを小出しに10回も放出している。
国分寺イオノは絶対に見逃せない。


③『NIctイオノ』
赤3(稚内0、国分寺1、山川0、沖縄2)
未精査。


④『プロトン、放射線帯電子、TEC』
静穏レベル。


⑤『篠原情報( 2/29 13:19 更新)』
M1.5の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度です。


⑥『28日の活動度指数』
黒点数 121
黒点総面積 1340
F10.7 179.1
地磁気K指数合計9、 最大2


⑦『再掲、珍黒点垂直関連』
しかし、この垂直線は、太陽の内部磁気ダイナモ(全ての宇宙天気の究極の源)に何か風変わりな、何か変な物があることを示しているのかもしれない。

追加、
#3585、 #3594、 #3592、 #3591が未だ垂直を保っている。
こんな並び方は見たことがなかった。


⑧『続、能登半島地震を引き起こした「張本人」』

遠田関東大震災(1923年)では房総半島の先端部分で2m隆起した記録がありますが、海岸が4mも隆起したのは、ここ100年では初めてです。世界でも非常に珍しい地殻変動です。大きな隆起は、断層が日本海直下とはいえ陸の直ぐそばに走っていたからです。
能登半島地震による地殻変動。陸域観測技術衛星「だいち2号」は地表の変化を数センチの精度でとらえることができる。
能登半島地震による地殻変動。陸域観測技術衛星「だいち2号」は地表の変化を数センチの精度でとらえることができる。
2016年の熊本地震の際、私は遠田さんに、益城町から阿蘇山麓まで約20kmにわたり随所に出現した断層を案内してもらった。教科書や地震学の本でしか見たことがなかった、できたばかりの断層を目の当たりにした。
その断層を中心とした現地を3Dカメラで撮影記録している。

能登半島地震を引き起こした「張本人」…なんと「活断層マップ」に載っていた
兵庫県南部地震では、淡路島の北淡町野島平林付近で、長さ約150m、最大で水平方向210cm,上下方向120cmのずれが生じた野島断層がよく知られている(断層保存館で公開)。これら地震で生じたばかりの「断層」を見ることは、活断層研究者としても生涯に1度あるかないかという稀有な経験だが、遠田さんはこの野島断層と熊本地震と2度目の当たりにした。
――能登半島地震以前では、陸域で発生した最大規模の地震が濃尾地震(1891年)とのことですが、このときの陸域に断層は?
遠田出現しています。名古屋市の中心部から北西約60km、福井県敦賀市の真東約50km、岐阜県本巣市根尾地域に出現した「根尾谷(ねおだに)断層」です。地表に出現した断層は長さ約80キロ、最大上下変位6m、左横ずれ変位最大8m、日本最大の地表断層です。濃尾地震のエネルギーはモーメント・マグニチュード7.4で、能登半島地震以前では世界でも最大級の内陸直下型地震でしたから。

略。