日本地震前兆現象観測ネットワーク  5895 '23 4/25

①『本日の地震5回』
25日 22時32分 岩手県沖 M4.1    震度2(最大)
25日 21時59分 和歌山県 M2.9    震度2
25日 14時32分 福島県 M2.5 震度2
25日 08時31分 日向灘 M2.6    
25日 00時29分 岐阜県     M2.6

25日の月齢は4.9


②『地磁気嵐に関する臨時情報』
差出人: 情報通信研究機構宇宙天気予報センター 
送信日時: 2023年4月25日 15:40
宛先: ja7hoq@jp

【地磁気嵐に関する臨時情報(2023年4月25日 15時40分)】 

気象庁によると、4月23日9時UT頃に発生した緩始型地磁気嵐と、23日17時33分UTに発生した急始型地磁気嵐は、4月25日3時UT頃に終了しました。 
この地磁気嵐に伴う地磁気水平成分の最大変化量は約219nTでした。 

参考) 
最大変化量、約219ナノテスラはやや大きい。
ヒップエレキバン(旧号参照)のずれがはっきりわかる程度。
サイクル25は予想より活発になると思われる。
ハムにとっては喜ばしいのだが…
フレアも二桁くらいに大きくなりそうだ。こちらはチト心配。



③『吾妻山で低周波地震増加 火山活動の推移に注意 』
吾妻山では低周波地震が増加していて、福島地方気象台が注意を呼びかけています。
福島地方気象台によりますと、吾妻山では2月頃から低周波地震が増え、4月12日から更に増えています。
3月26日から4月25日午後3時までの30日間の低周波地震の総数は39回となっています。火山性微動は観測されていません。
浄土平に設置されている傾斜計では、3月中旬以降、大穴火口方向の隆起を示す緩やかな変化がみられていますが、監視カメラによる観測で噴気や地熱域に大きい変化はないということです。
福島地方気象台では、噴火警戒レベルを「活火山であることに留意」を示す「1」を継続し、今後の火山活動の推移に留意するよう呼びかけています。
又、同じく気象台では、火口周辺では火山ガスの噴出があり熱活動も継続していることから、火山灰や高温の土砂、熱水などが突発的に噴出する可能性があるとして、自治体の指示に従って危険な地域に立ち入らないよう呼びかけています。


④『稚内N型電離層嵐、警戒』
4/25 02:45 から10時間45分。
最大は 07:15 -4.1MHz 4.5MHz


⑤『篠原情報( 4/25 13:39 更新)』
太陽風は高速(500〜550km)ですが、磁場の強まりは終わり、磁気圏も穏やかになっています。
32nTに強まっていた磁場強度は昨日の夕方から低下がはじまり現在は5nTと平均的な状態に戻っています。
太陽風の乱れは終わったと言えそうです。


⑥『電離圏嵐(丸4前後)』
F領域臨界周波数で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。
4/25 3時~10時 : 稚内で低い状態

日本上空の全電子数(TEC)で、電離圏嵐が確認された地域と時間帯。
4/25 5時~9時 : 北緯39~47度で低い状態
4/25 9時~11時 : 北緯27~47度で低い状態
4/25 11時~12時 : 北緯27~39度で低い状態
4/25 12時~13時 : 北緯27~35度で低い状態


⑦『24日の活動度指数』
黒点数 79
黒点総面積 540
F10.7 133.9
地磁気K指数合計は32、最大6