日本地震前兆現象観測ネットワーク 4100 '18 1/30

 

④『この本のレビュアーを検索』
5つ星のうち4.0
基本的にとても良い本
投稿者Kegelrobbe2014年7月19日
地震雲と地震発生の関係。それは、地震で地中からエネルギーが解放されるとき、電磁波が出ることで生まれる。地震って電気なんだ。だから、FM電波を測定して、地球を覆っている電離層の乱れを見つければ、地震を高い確率で予測することができる。昔から「地震雲」は観測され、それによって予知も行われていた。かなりまっとうな話として読んだ。
終わりに東京やその他の都市での地震の危険性を検証し、現在の国の見積があまりに楽観的すぎると述べる。
3.11を関東で体験した後地震に興味を持って三冊読んだが、地震=プレートではなく、地震=電気エネルギーということを初めてイメージした。
この本が出版されたのは2005年で、その後に3.11が起きてしまったのだが、かなり正しい知見がこの時点ですでに蓄積されていた。それなのに、その情報が上手く使われず、たくさんの人々が亡くなったのが残念でならない。
別の本でも述べたが、国が地震予知と防災についてあまりに不十分な対策しかしていないからではないか。
もちろん、私たち一人一人が地震やその他の災害に備えなければいけない。

 

 

5星のうち5.0
必見書
投稿者とんぬら2016年5月29日
地震雲を信じない方は読まなくてもいいです。
1つ恐ろしいデータが載っていました。
書籍内P98~P99に書いてあったことです。

想定規模と今後30年以内に大地震が起こる確率(文部科学省発表 2005年1月1日 起算日)
これが見事的中してます。

まず 三陸沖北部 (M8.0前後) 0.04~7%
            (M7,1~7.6) 90%程度
    宮城県沖  (M7.5前後)  99%

これは東日本大震災 でした。

布田川・日奈久断層帯 (中部 M7.6程度) 0%~6%
これは熊本地震でした。

当時2005年に発表以降10年以内に現実と起こりました。
他に数々 記載してます。
自分の住んでいる危険地帯がないか?とう点で最高の書籍(このページだけでも)と思います。

 


5つ星のうち4.0
秀ちゃん
投稿者秀ちゃん2016年6月27日
日本列島は地震列島と言われています。震度1以上の有感地震はほぼ毎日あります。地震雲がそのどれにあたるのか、と言った地震予知には不向きです。しかし、自然現象から地震を読み取り、警戒するのは必要なことです。雲と気象図の関係やGPSを使った測定などと情報をクロスさせて常に備えるということはこの列島に住んでいる私達には必要なことです。その一助となれば。

5つ星のうち5.0
真面目な地震対策本として読んでも良し、話のネタとして冗談で読んでも良し。
投稿者内田裕介ベスト500レビュアー2005年9月15日

週刊現代にときどき掲載される地震特集記事の総集編である。地震雲に興味があって、記事をずっとスクラップしていたから、すぐに買った。
地震雲の形、見分け方、震源地の予測の仕方など、かなり詳しく解説してあって、好奇心をひととおり満足させるには十分な内容だ。ただし、ちゃんと雲を読み取るには相当の修行がいるそうで、本書を読んだからといって、すぐ地震が予知できるようになるわけでは、まったくない。
地震予知については、他に宏観異常(=小動物の異常行動)や電磁波などの研究も紹介している。これらの研究は、科学的な「予報」の手段として学会や気象庁がまともに取り上げないうえに、ある種の「予言」めいた神秘さと胡散臭さがあって、そのオカルトチックな匂いにまたそそられるのであるが、それはともかくとして。
予知できようができまいが、地震は来る。
だから来たときの備えだけは万全にしておきたい。
と、これが本書の収穫であった。
もちろん、空を眺めて「あ、あれは地震雲!」と話のネタをひとつ提供するのにも十分役立つ。記事そのものは大変まじめにまとめつつも、週刊誌的興味本位、好奇心本位を失っていないところは、さすが、である。どんな読み方をしてもそれなりに面白いことだけは保証します。

 


 

5つ星のうち1.0
だから、どうだというのだ?
投稿者ミーちゃん2011年12月7日

最近の「週刊現代」は、煽る、煽る。地震は予知できても、何月何日場所を特定できないでしょう。先の東日本大震災の当日は、みんな普通の生活、経済活動をしていたでしょう。責任あるマスコミならば、震災を避けらんないものとして、防災に強い国づくりを提案すべきです。

 

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