日本地震前兆現象観測ネットワーク 1239  '09 11/11


①『永井氏の10日の日報によると』

●C) TECは、北海道地方を中心に~10日低めだった。



②『検証』

11日16時32分根室支庁中部M3.3



③『今日の竹本さんの日報によると』
Esは、稚内・山川・大宜味で発生。


稚内
11日
●●05:15  [9MHz程度]


山川
10日
●15:45から16:00  [10MHz程度]


大宜味
10日
●15:15  [8MHz程度]


●F層fxは、大宜味・山川において正午頃にやや低め、夕はやや高め、稚内では10日夜~11日朝にかけてやや高めでした。

TECは、10日夕、沖縄など低緯度側で高めとなり、10日夜~11日朝にかけて●北海道等高緯度側を中心に高めでした。


<デリンジャー現象> 0
<短波伝搬状態> 4
(発令日:11月10日)



③『色々な嵐』
例えば、オーロラ嵐に付いて検索すると、58100件もヒットする。
それを見て、勉強すれば良い訳で、別に難しい訳ではない。
最近の研究では九州大の湯元清文教授(宇宙地球電磁気学)等のグループが発生源について研究発表されている。
てっきり太陽だと思っていたが意外や意外…これには驚いた。
九大グループは環太平洋地域に54箇所に磁力計を設置し、約1000のオーロラ嵐と同時に観測された微弱な地力線の揺れを解析して、この研究成果を発表されている。

九大と云えば、かの有名な地震雲の大家、真鍋助教授を思い出す。
地震雲の「鑑真の法則」の「真」は真鍋の真である。



④『磁気嵐』
検索すると11400件も出る。これで調べれば、大変面白い。

2003年の10月末の磁気嵐は物凄かった。
前代未聞、海上保安庁がTTT(重要通信=電波法52条に定義あり)「船舶通信や航海システムに障害が生じる虞あり」の航行警報を出した程の大物、大爆発だった。

磁気変動は通常ナノテスラなのに、この時はミリテスラだった。
愛用の受信機に「灯」を入れ、ワッチするとHFは「無音」だった。
そして、翌年、あの「スマトラ大津波M 9.3」が起きたのである。

行徳高校の波形(Ⅰ型~Ⅴ型)はどうだったのかは分からない。
おそらく、電波バースト(テン フレア)は、捉えていたと思う。

台風による「嵐」も怖いが太陽による「嵐」はもっと怖いのである。

だから、前号のさまざまな「嵐」を知っておく必要がある。



⑤『防菌・抗菌白衣、放射能防御白衣、抗菌マスク』
旧号でインフラ感染を防いだり、放射能避けにも使える捨て白コート(安価)の紹介をした所、大分、売り上げが伸びたらしい。

企業の宣伝をしている訳ではないのだが良いものは良いのである。

今日は「マスク」を又、取り上げたい。
旧号では感染者のマスク着用の効果はあるが、それ以外は何の効果もないと書いておいた。
ところが、最近は抗菌マスク、殺菌マスクが増えてきた。これなら、しないよりは幾らかまし、である。

特許をとった、世界初、「アースプラス・マスク」を入手した。
酸化チタン、ハイドロキシアパタイト、銀メタル電極のフイルターが入っている。
細菌やウイルス類をマスク内で吸着・固定・分解するらしい。

尚、銀イオンの風呂用殺菌フロートを愛用しているが、風呂水は交換なしで1週間は使える。
長時間入れっぱなしにすると側面や底部が銀メッキされて汚くなる。