日本地震前兆現象観測ネットワーク 1054 '09 4/26
①『再掲。。国分寺、赤の結果』
4/22 夕、Esfxが非常に発達。現在も強いEsが継続している。
異常伝搬によりVHF帯での混信の虞があり、注意すると共に,現況確認。
時間と共に地球エネが増大。更に、電離擾乱も加わったようである。
fxが伸び、継続が長引けば関東方面(含、遥か沖合)要警戒。
検証1。。
26日 12時57分 関東東方沖 M5.1 震度1
要警戒とはM5以上を指す(定義済み)。
やはり、遥か沖で起きた。
勿論120時間以内(4月27日迄)である。
②『二つ玉低気圧の天秤棒効果』
6時の天気図によると関東、24,88,90,24hpa.
9時は更に北上、低気圧は発達し、24,88,86,24hpaとかなりのトリガー。
③『旧号消滅』
ヤフージオログの廃止に伴いバックナンバーは削除される。
興味のある方の、コピ利用は構わないが、出所は明らかにして貰いたい。
今日も又、旧号を再掲する。
④『再掲、465号('06 8/13)の前半』
1、ネットの普及で前兆レポが非常に多くなった。多いのはよいが書きっぱなし、検証なしは困る。見る人は最初、非常な不安感を抱く。しかし実際、それらしい地震はない。やがて慢性というかマンネリというかアア、又かで地震の頁を離れて行く。残念である。
そんなに不正確なものだろうか。断じて否だと思う。
大きな地震は前兆も大きい。「海城大地震(戴峰さんの著書が詳しい)」等で実証されている。
2、最近の前兆レポで多かった「台風」と「赤い月」。これに付いて少し触れてみたい。
台風と地震の関係は関東大震災辺りからだろうか、よく言われる。
気象状態は「大正大震火災誌」が詳しい。参考の為に以下、引用。
8/27日、石垣、沖縄両島の中間に発生した低気圧は次第に発達し、30日午前6時には台風の性質を帯びて、九州の南西に迫り、同夜、鹿児島に於いては気圧736ミリ(760ミリ=1013.25hpa換算の事)にくだり、風雨を起して被害もある位だった。
略。1日、午前6時には若狭湾。略。名古屋方面にきわめて小区域の副低気圧が発生。略。東京の北を通過して1日、午前10時頃、東京に於いては短時間の急風猛雨があった。略。1日、東京の正午の気圧は749ミリ、午後4時には747ミリ、1時間ごとの風向、風速、気圧、気温、湿度まで全て掲載されている。
火災で気温が46.4℃(バックナンバーにもあり)になった事も記載されている。
3、前に、理由を述べたように夏季は「天秤棒効果」はない。今回の台風7号等は天気図を見れば分かる。
天気図は10日の12時現在の物だが台風の気圧は998hpa。高気圧は黄海に1010hpa、大陸には1008hpaだがこれをカットする東の1002hpaが日本海沿岸にあった。
列島北部の気圧傾度(1002ー998=4hpa)は誠になだらかなものだった。
下記(略)はロシアの科学者がテレビで言ったという気圧の影響と地震と類似の理論だが30年も前に青田氏等が言われていた事である。
おそらく、その頃、この科学者は未だ学生だったのではないか。青田氏がさきがけであるのは論を待たない。
4、『参考の為、かなり古いが357号('05 3/8) 再掲』
前号の関東を挟み撃ちにした二つ玉低気圧の天秤棒効果による地震があった。
関東の大地は軽く押し上げられ.逆に日本悔と太平洋の圧が重くのしかかった。これが効いた。やはり.予想した通り3日後に茨城県南部で発震した。太平洋側の気圧差は単純計算で1026hpa-994hpa=32hpaになる。即ち.低気圧の中心部は約32cmも水位が上がった(除.天体引力)。半径.何百Kmの海面にこの吸上げ効果が及ぶ。総重量は莫大だ。
持続時間も月の引力の影響よりは遥かに長い。何故なら低気圧の移動速度はせいぜい20Km前後と非常に遅い。月と地球の高速の相対回転速度を考えると地殻に歪を与えた総エネルギーは比較にならない。
1地点.1地方に集中する応力が長時間に及ぶのと短時間で消失する場合どちらの影響が大きいかは考える迄もないだろう。とにもかくにも.細長い日本列島は天秤効果を最も受け易い地形であるのは間違いない。2/26日の青森沖M5.4も北海道沖と三陸沖の二つ玉。3/5の宮崎のM4.3も山口県沖と九州沖の二つ玉に挟まれて発震している。
5、上記3、の様に雨の心配はあったが風や、ましてや地震のトリガー等あり得ない台風だった事が分かる。
余り、取りこし苦労などするものではない。
どのHPにも台風だ、地震だとの書き込みが激増していた。
そこで、心配無用と=「100] 台風 投稿者:ja7hoq 投稿日:2006/08/08(Tue) 11:51:12 」「天気図の気圧配置を見ると、今のところ、天秤棒効果は現れない」=と書いておいた。
改めて検証すると何もなかった。と云う事である。
ただ、九大の真鍋先生の岩盤摩擦発熱と地震の関係を信奉しているので7日の大きな父島地震と3台風の連続発生は何かの関連があるのかも知れない。真鍋先生についてはバックナンバーにも書いたが「鍵真の法則」のあの先生である。(中国の科学院物理研究所の甘栢先生が名付け親)
⑤『再掲、465号の後半』
6、赤い月の書き込みも多かった。これについても地球ガス、イオン、エアロゾルは発生していないと書いておいた。月が前兆なら、もう大地震は発生済になるが起きていない。
過去例から前日か前々日なので起きないのはおかしい。完全な空振りだった。
地震性の地球ガス、イオン、エアロゾル、大氣汚染の発生は観測されなかった。
写真だが、7日、米コロラド州で赤いオーロラが見られた。ただ、今回も太陽活動による高速、低速の大量の荷電粒子の極流入は、あったと思われる。
通常、大フレアの場合は50億トン位の荷電粒子が地球に押し寄せると云われている。
7、号外、8/7のミニコラム 「赤い月 」
「昇り来る満月がどうして赤いの?」という質問を大変多く戴きます。
天頂方向に比べて多くの大気の中を通って来る事により、青い光の成分が失われる為に赤く見える。
夏の満月は高度が低く、一層赤く見える事が多い。
月だけに限らず、朝日や夕日が赤いのもこの為。又、日中の空が青いのは、太陽から放たれた青い光の成分が大気中に散乱している為。
号外8/8の11、赤い月のレポがあるが仙台の月は赤くない。又、8日の夕焼は異状なしだった。月より夕焼けの方がエアロゾルを判断し易い。
8、但し、今後、「赤い月」や「夕焼」があった場合、100%、否定するものではない。
異状夕焼や秋の高々度の赤い月は要注意であり、異論を唱えるつもりはない。
他の複数の前兆と重なれば当然、危険信号だ。
烏も雲も書きっぱなしである。誰も検証はしない。だが、これとて、複数の前兆と重なればやはり、危険信号である。
あれだけ前兆が出た「海城大地震」に学ばなければならない。
9、以上あれだけ騒いだ台風7号は地震とは関係がなかった。
台風の度に大地震が起きたのではたまったものではない。
赤い月は地球のエアロゾルではなく地球の人類のみにくい争いや横暴に顔を赤らめたのであろう。
国家、社会集団、政経、宗教間の争いばかりではない。家庭内の親と子、夫と妻にも及んでいる。
これでは、お月さまも顔を赤らめざるを得ないのではないか。略。
⑥『ラドン』
SOS。.