続、地震前兆か
2006年05月18日
⑦追加情報。
「宇宙天気ニュース」によりますと「放射線帯の高エネルギー電子は高いレベルが続いています。磁気圏が静穏な場合は、ゆっくりと減少しますので、高レベル状態が長時間続きます。警戒ラインである10の4乗を越えて、既に4日が経過しています。衛星運用では注意が必要な状態が続いています」

⑧最終判断。
以上の通り、高エネルギー電子の影響で超高層大気の運動が激しくなっており電離層が活性化しているのが伺えます。この影響でしょう。太陽エネルギーが支配的になります。
従って、地球エネルギー(地震)の電離層への影響ではないと思量されますので④並び⑥のみであると地震の発生確率はかなり低くなります。

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 2006.5.18 の追加情報です。
今日もEスポによる全国的伝播がありました。夕方はかなり強く、国内ばかりか、外国のFM放送などが多数、受信できました。
夕方の国分寺、山川観測所のイオノグラムの臨界周波数の伸びはかなりなものでした。
これは太陽エネルギーによるもので上記⑦の昨日の「宇宙天気」参照して下さい。

尚、本日の「宇宙天気ニュース」の篠原さんによりますと同氏は千葉幕張で開かれている地球惑星科学連合学会に参加されています。何か面白いお話があるかも知れません。
「今日の宇宙天気ニュースは~前略。放射線帯の高エネルギー電子は密度が下がりました。
太陽風磁場の強まりなどが影響したのでしょう。10の4乗の線を大きく割って、下へ下がっています」

この10の4乗の線レベルがもっと長く続いた場合は衛星に相当、悪い影響を与えたでしょう。
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の急降下(まっさかさま)は見事です。急激な変化です。黒点最小期にしては珍しいと思います。