B.ナンバーとニューイッシューのコラボレーション


1年ほど前のバックナンバー

2006.5.9

再掲。

日本地震前兆現象観測ネットワーク NO373-3 '05 7/19  JA7HOQ   

①SOSBBSにコピペした786の西端の大爆発は驚異的だった。             打って変わって今日の太陽の静かな事。生まれたばかりの赤ちゃん肌である。SSNは1。 シミ.そばかす.くすみも無い美人顔である。あまりにも整形美人風で付け黒子(ホクロ)かアバタの一つも欲しい。だがこれが本来の静穏期の太陽そのもの.余計な事は言うまい。SSN.200弱のレポからどんどん下がり.7/10は126に.7/15は61に下がり.7/17は16.そして.たった1になった。最近8回も磁気嵐が起きた。7回目はSI(突発性インパルス)型8回目はSC(急始)型で7/18日の23時頃.消滅した。ローバンドのハムの早朝ロールコールもQSP(中継)を必要とした。ハイバンドは磁気嵐の影響は受けないが最近の空電はひどい。ブルージェットの影響もあるだろう(SOSBBS.0834.0843に必見と書いておいたのでデスカバリーchの「スプライト」を見た方も多いと思う)。雑音電波観測は耳で聞かないと判断を誤る。                    

②前にも書いたが理解不可能な強力ノイズや.EME(月面反射通信)の電波を拾う場合もあるので経験を積む必要がある。最近はオーブコム衛星サービスも始まった。ダウンリンク.アップリンクともTV周波数に近く相互変調.混変調も充分考えられる。狭帯域デジタル波なので短時間のバーストが入る筈。これらの移動地球局が増加するとVHF帯のアチコチでバースト音が聞える様になるかも知れない。因みに私の2mは50W免許。アンテナゲインは約10倍で打上げは低い。近所のマンションの中層階は約500Wが集中する。EME免許を貰うと約200000W以上(含.Aゲイン)。低角度発射はご法度。因みにPHSは0.01Wである。
今月号の「CQ」にHROの Eスポ.FAI例が掲載されているが一体.何人が見て勉強しているのだろうか。FM電波の異状やHROの見かたは難しい。                 雑音オタクの私みたいになるのは馬鹿げているが地道に毎日.波形を眺めていると分ってくる事がある。雑音や電波観測で海外にノコノコ出向くのは阿呆!! 観光やグルメを楽しんだ方が良いに決まっている。今の世の中.一人.二人こんな阿呆が居ても文句は言われまい。性懲りもなく叉出かける。データが取れ収穫が上がると.風景も色褪せグルメの味は何処えやら…こんなものに夢中になれるのは不思議。でも勉強は必要。地震雑音や伝搬異状はとかく難しい。

③SOSやJA1FUYのQTC2001に次。。略。。

④実は一昨年の2/20に「SOHO」で或る画像を見てしまった。トンでもないデスカバリーだったのである。私にとっては…。
それはSOHOのコロナグラフイメージが捉えたオタマジャクシ型の雲である。てっきり太陽の一部が壊れ分身が飛び出したと思った。地球の何万倍もある巨大球体が飛び出し白色の高温の尾を引いていて直ぐ消えた。                            識者のコメントに納得いかず.大異変が起きたと私は信じ切ってしまった。
静穏期に入った同年10/30のSSNは330にもなった。それで出かけたのである。           

⑤⑥略(デスカバリー号やデスカバリーch等は例のフランクの循環形式の真似‥)。。

⑦BCLカードと云えば「電波時計」も発行した。皆さん貰いましたか。
旧号にも書いておいたが長波標準電波運用開始5周年記念のレアカードである。
はがね山とおおかどや山頂の巨大アンテナがデザインされた美しい記念カード。おまけにNiCTのカレンダー付きである。旧郵政省を離れ民営化されるとイキな計らいをするものである。                 

⑧間もなく七夕だが仙台の記念局.8J7STAR局 がCQ.CQを飛ばしている。記念カードも発行する。話は飛ぶが中島みゆきの「CQ」はあまり(CQブギなどと共に「ハムサロン」で紹介)ヒットせず.泣かず飛ばずだった。プロジェクト(X)の様にはいかなかった。
今晩.フロでジェット水でも噴射しながらCQD(X)でもコールして見よう。織女星.彦星まで飛ぶかどうか?? 
スタンダードのC50機はマイクとコントロールキーがリモコン式で風呂からも運用可能である。
映画「オーロラの彼方に」キムハヌル.ユジテ主演「リメンバーミー」吹石一恵主演「時の香り」はアマチュア無線機で不可思議な電波が飛ぶ。電波のロマンがストーリーをうまく伝播させる。人生色々.飛び方も色々。
月は地球のカケラと云う話もある。④の太陽のカケラが飛び落ちるのも有り得る??? こけら落とし』は始まりだが.かけら落とし』は残念ながら終わりの意味はない。
この号は長くなってしまったのでかけらでオチにしよう。オッと落ちなかった。⑨⑩が残っていた。

⑨7/17深夜~翌早朝のF層。11m帯の入感状況。7/18~の行徳の北方向のブロッキング状況.3時前~4時過ぎの雑音波形から北方向に…。をレポしようとしたが時間なくUP出来なかった。M5迄は行かないと判断したがやはり福島県沖等で発生した。然し.未だエネルギーは温存されているので関東北部~東北は要注意である。                  

⑩上記②に関連するが観測波形はFAIやEスポ以外に気象ダクト.特に今はKSの法則の前線ダクトの影響もあるので判断を誤らない様にしなければならない。   
偏西風は蛇行し黒潮も変に蛇行している。沈降性ダクトもある。
関東.関西.西日本の異状高温を齎した3段高気圧も特筆に価する。地上には太平洋高気圧.5千m辺りの中層に揚子江高気圧.高層一万m付近にはチベット高気圧の3段の圧で空気は下降する。湿潤.高温の太平洋高気圧は押し潰され安定.居座る。熱いのは当たり前である。

追加。
④関連。渡辺延朗氏の今後の太陽活動の活発化に付いては旧号に引用させて頂いた。
氏はご存知の様に2012年12月地球大クラッシュ「フォトンベルトの謎」の著者である。新聞でも報道されているので3/8の産経新聞「来年末から太陽活動活発化」再度引用させて頂く。「ーーーーーー」後で記入。
こじつけかも知れないが④の大異変と結びつかないだろうか。とにかく、太陽はおかしくなった。
「月」が地球から飛び出した後の地球に残っている証拠?? がマグマの上昇スポット、アフリカとハワイではなかろうか‥仮説として面白い。
詳しくはクロフツ断腸著、「2億年前ハワイから月が飛び出した」星雲社952円を読むと面白い。
太陽からも「月もどき」が飛び出す事はあり得ると思うのだが‥。

追加2、「2億年前ハワイから月が飛び出した」の145ページに「地震予知とプレート移動」がありギリシャのVAN法や同じ手法で研究されている東海大の上田教授、椋平虹にも触れている。

追加3、月と地球の距離関係を考えると親子天体、兄弟星と考えざるを得ない。上記では説得力がいまいちだと云うむきには逆な考え方をする研究本もある。即ち、月から地球は飛び出したと言う説である。佐野雄二著「誰も知らない本当の宇宙」=ビッグバンは誤りだった。月は地球の母だった。たま出版、1429円。
上記、地球が月の母の方は1999年が初版、勿論、再版されている。後者の月が地球の母は出版されてばかりで在庫は沢山ある。
この種の本は意外に売れるので購入はお早めに。

説得力のあるくだりは下記。
「月が地球から分裂や衝突によって分かれたのなら、月の組成も年齢も地球とほぼ同じでなければならない。だが地球に持ち帰った「月の石」の最古のものは46億年前に出来たものである。一方、地球で見つかる岩石の最古のものは38億年前のものである。略。」この辺から考えるとかなり説得力がありそうだ。もっとも何処かで更に、古い岩石が採掘されるかも知れないが‥。

私は親子、兄弟説を支持するが他人説もあるのも事実である。即ち地球の重力が漂流中の月を捕獲したと云う説である。
素人考えだが、かなりの速力があったと考えるので、衝突しなかったのが不思議であリ、不自然だ。いずれにしても天体が分離、分裂、噴出する事はあり得ると思う。