最新号
一部重複します。

NO418   '06 3/7   JA7HOQ           

①名古屋.倉沢氏の天文地震暦によると春分の日の前後.に日向灘M6.6.浦河沖M7.1.芸予M6.4阿久根市東方M6.3.択捉M7と7.3等が起きている。3/13は月が最遠(約405000Km)3/15は西日本で半影月食.3/17冥王星西矩..3/28月最近.3/29月.赤道通過.新月.皆既日食〈ナイジェリア~露.バイカル湖西)この前後は要注意日。3/21前後の14時頃.衛星放送を受信すると例年よりS/Nの良いのが分かる。ノイズが最も少ない静穏期だからである。最活動期は数年後。この時のノイズは大きくなる。アンテナビームパターンから外れる東亞各地で受信すると太陽雑音が受かる可能性がある。私は太陽が大暴れの時期.東南亞で観察出来た。雨.や雪雑音とは明らかに異なる。こんな汚い画像や音声を大金をはたいて見に行く者を人々はバカと呼ぶ。余禄だが国外観測で地震の多い国ほどEスポが多く発生するのが判って来ている。    

②青田氏の雲レポ.3/2.10:53着信。大型ではないが数ヶ所.地殻破壊の地震雲が発生している。1.西方~近畿となるかM5位迄。余り先ではない。2.茨城~千葉(沖)の震源か.少々.力が強い.M5±限界は余り先にならない。3.四国.九州方面から放射現象が続いている。震源は伊予灘か福岡西の余震かM4.5~M5±中旬頃と見た。4.別の南方.インドネシア.パプアの方向に帯状雲が延びる。M7.以下Fax用紙はみ出し.判読不能。5.M6クラス.と思われる何本もの長い細い帯.千島列島.アリューシャン列島方向。限界は余り先ではない。          

③「万物は土より生じて土に帰り 叉.土は物を変化する徳を有す」と言われている。難しく考えると輪廻転生.現代的にリサイクル??と言えば手っ取り早いのか。その深遠は掴めない。前号の「心より出ず 心に帰らん事を」はベートーベンが心血を注いで完成したミサソレムニスの「キリエ」の冒頭に書いた言葉である。この最高傑作も心を変化させる徳を持っていると思う。高邁なミサ曲で音楽の素養が無いと毒になりかねない。演奏には1時間以上もかかる。これを音楽療法に使うのには相当な年数が掛るだろう。神の啓示.三位一体の神秘.永遠の生命力..威厳.法悦.天空.光芒.崇高… 全精神を打ち込んだ総集力が溢れ出れる。       

④「大地は神とめおと 生者を養い.死者を守る」土に帰っても永遠に生きられるのかも知れない。大地が地震で崩れずに.津波で埋もれない様に祈るばかりである。最近.生物学的前兆がとみに多くなっている。鯨が最も嫌う音をソーナーで出しても逃げない。何度も船にぶっつかる。陸にドシ上げた海豚は沖に戻しても叉.帰って来る。ベートーベンでもないのに何故帰る。6日のメデカル定時無線ネットでド゙クター曰く「異状は海豚ばかりではない.人間もだ…」。前に書いたW医師の4人に一人の精神異状が思い出される。             

⑤閑話休題。「大地」一作だけでもパールバックはノーベル賞を貰えただろう。偉大な作家だ。彼女の書いた「津波」が映画化されたのは誰でも知っているだろう。このような傑作が埋もれているのは実に口惜しい。津波の迫力を出せたのは特撮の名人.円谷さんのおかげだ。バックの音楽を担当したのは黛敏郎氏。TVの司会.キャスター迄こなし.歯切れが良かった。題名のない音楽会では旋律.和声のないリズムだけのロックに噛み付いていた。私は雑音だと思って居るが…。彼の「涅槃交響曲」(レコード芸術特選CD)はストレス解消用に今も聞いている。  

⑥電波の様に話は飛ぶがハムが大活躍をする「空と海の間に」。無線ネットで世界中が協力.漁船の乗組員が救われる。O157等を予測したようなストーリーだった。派手なアクションやリアルなCGを駆使した映画は多いがおよそ.感動とは程遠い。見終わって何故か空しくなる。胸が一杯になるような.あの感動を味わえなくなった。大半の映画は本物の感動を失ってしまった。HPに地震を盛んに書き込む情熱家が結束して上映会をやってくれないものだろうか「津波」や仏の「空と海の間」は大いなる文化遺産.必見の価値がある。セルロイド製フイルムはやがて劣化し上映不可能になる。

⑦3/5.NHK.FM「N響広場」でN響トロンボーンカルテットがたまたま「私のお父さん」を演奏した。分厚いハーモニーで肉声に近い神々しい演奏だった。日曜だったので聞かれた人は多かったのではないか。タマタマ.書くとナニユエかオンエアされる。チベット・モンラムの声明の時もそうだった。地震音楽の時もそうだった。だが.上記映画はDVDはおろか.TVで間違っても放映されない。自主上映しか道はない。                                

⑧村山氏3/6地電流は関東方向より東海~近畿方向の反応が強く0~26μA間の絶え間ない変化が観測されている。スロースリップが叉.起きているのか。仙台の高空放電ノイズは継続中でレベル変動が少なくなっており三陸沖の余効滑りのパターンではない。関東沖や東海沖のスロースリップを示唆している可能性が大きい。叉.スペアナのスペクトラムもこれを裏付ている。ラドンカウントは増加せずこれも三陸沖ではないのを証明している。但し.三陸沖の歪エネルギー(M6級)の否定ではないので誤解の無いように。梶氏からは3/7午後.右耳に大きなキーン音のレポが入った。関東より遠いとの判断である。④の海豚の解剖所見から水銀に因る感覚器官のダメージ説も出た来た。大地震の前兆でない事を祈っている。