アマチュア無線には局名録という冊子が発行されており、全国のアマチュア局皆さんの情報が記載されていす。

初めての局(人)との交信でも住所や勤務先が解ればそれで話が進むのです。まあ、電波の上で自己紹介をすればいいのだが。。でもこの局名録を見ればコールサインで何処の誰かがわかるようになっているのです。

 

これは1967年版(昭和42年)です。B6サイズ。全国のクラブ局を含めて6万5千局が記載されており、免許を受けたすべてのコールサインが載っていました。¥1000。

 

目次です。当時の電波管理局に登録のある全局が記載されていました。

 

中に掲載された広告が懐かしい。この頃からSSB通信が主流になってきたのです。

 

 

1985年時点では80万局になりました。(¥6800)             

アマチュア局数が増えてくるとA3サイズ判になっても分厚くなり、文字も小さくなりました。この頃からレピーター局が掲載されています。                                                                                                                           

 

その後はエリア別に分冊になったこともあるが、現在ではJARL(日本アマチュア無線連盟)会員専用になり、会員以外の記載はなくなってスリムになりました。

 

この局名録を見ると有名人の情報も載っているのです。かつてはタレントのタモリ氏なども記載があったが、現在は失効になっているようです。アマチュア無線局の免許の有効期限は5年ですから、再免許申請をしないと免許のコールサインは失効してしまうのです。

アマチュア局数は平成初期に130万局のピークがあったが、令和現在では35万局ほどになっているようです。(会員数は6万局)

尚、総務省の電波利用ホームページでは市町村名と免許の有効期限などは誰でも閲覧することが出来ます。

 

 

昭和42年当時に乗っていた初めてのクルマ。まだ無線機は積んでいませんでした。

 

昨日の朝の外気温(上)です。だいぶ過ごしやすくなってきました。