甲府駅で城跡などを1時間ほどぶらついた後、韮崎に向かいます。
甲府から長野県方面へ路線バスで向かうには、南アルプスの北沢峠を越える登山バス(但し夏期のみ運行)があったのだが、数年前から災害のために運休中なのです。
甲府駅南口ビルです。
南口駅前の1番乗り場から山梨交通の大草経由韮崎駅行きに乗ります。13:50。
実は後でわかったが、4番乗り場からも13:50発の韮崎行きが出るのです。そのバスは敷島経由でこのバスよりも10分早く韮崎に着くのです。でも時間には余裕があったので良かったです。
バスは市内を抜け、観光地である昇仙峡から流れてくる荒川を渡ります。
国道20号線は通らずに、釜無川を渡って南アルプス方向へ遠回りして走ります。
南アルプス市の北端を通り、旧大草村(現、韮崎市大草町)を経由して行くのです。
再度釜無川を渡って韮崎に入ります。もうこの辺りからの乗客は他にはいませんでした。
韮崎市内に入ってきました。
韮崎駅の一つ手前の平和観音入口バス停で下車します。ここでも待ち時間があるので以前から気になっていた中央線の電車から見える平和観音へ行ってみます。現在地
バス停の脇から石段があり、登って行きます。
車道を横切ってさらに石段です。
その先にこんなトンネルがあるので入ってみます。
トンネルの出口には。。
雲岸寺というお寺の上に出ました。お参りしましょう。。
トンネルを戻って車道の坂道を登って行きます。
ふぅ、結構な坂道だが、バス停から10分ほどで平和観音が見えて来ました。
昭和34年の皇太子殿下ご成婚を記念して昭和36年に建立されたものです。
高さ約18.3m。市内の秋山さんという人が韮崎観光の一助として、私費で立てたようです。
韮崎市街とその向こうに富士山が奇麗に見えます。現在地
この場所は八ヶ岳の崩壊が堆積した約30Kmの半島状の先端(七里岩)なのです。
ズームで。。
今回のバス旅は富士山を眺める旅だったような。。
眼下には韮崎駅の長い築堤上のホームが見えます。
韮崎駅へは石段を下りてここを右に行けばショートカットで行けます。
駅のホームの下をくぐれば駅前バス停はすぐです。
次はこの韮崎駅前バス停から小淵沢方面へ向かいます。
昔は(昭和45年まで)この駅前ロータリーがスイッチバックの韮崎駅の跡だったところです。現在は複線化に伴って右上の勾配上にホームが出来ているのです。
次のバスを待ちます。
昨日(2月27日)家の庭で収穫したフキノトウ。