これは昭和52年4月の八高線明覚駅です。八高線は今でこそ新車(キハ110系)が走っていますが、当時はまだ国鉄であり赤字路線だったこともあり、車両はみんな他線からのお古でした。写真の車両は関西本線や房総線から来たキハ30/35系です。ですからボデー色も統一されていませんでした。もちろん冷房も付いていませんでした。今から思うとよくみな我慢をして利用していたと思います。
それとこのころはまだ跨線橋もまだ出来ておらず、向こう側のホームに行くには写真のように列車の前で線路を渡ったのです。腕木式信号機もですが本当に懐かしい写真です。
ホームの桜は綺麗でした。この桜も現在では一部が無くなってしまっています。当時の駅舎も昭和63年の火災により焼けてしまい平成元年には新しくなっています。
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