測定器の話題です
何年か前、QRPプラザ(当時)の主催者
JL1KRA中島さんから実験用にいただいた
SWR・PWR計を改造しました。
当時は、マニュアル通りに動作せず、添付の回路図を見ても
原因は良く分かりませんでした。
小型かつ軽量のFBな測定器なので、
SWR計だけでもと改造してみました。
本機の正面
お顔に変更はありません。
右上に2個のスイライドスイッチがありますが、
10WFWDのスイッチでメータを最大表示とし、
100WREFに切り替えて、SWR値を読み取ります
(PWR・SWRのスイッチは使いません)

横幅 8.5cm 高さ 6.2cm
軽いです

改造後の内部
オリジナルのC・R類は、除去しています

コネクターもBNCに変更しました

QRPでは、M型は・・・
回路図

ピックアップ・コイルの巻き数が重要です
コイルの二次側N1のリアクタンス(最低周波数のωL)が
VRの値の5倍以上(参考計算を参照)になるように、N1を巻きます
今回は、最低周波数を135Kとして、
N1=40回、巻きました
この関係式は、何度かの実験の結果、見つけました式です
一般的には、C1にトリマーを使う例が多いですが、
これを固定コンデンサーとし、VRで設定する方式です。
回路定数の関係式からVRの値を計算すると約85Ωとなったので、
VR=(50×20×40)÷(470)≒85.1
C1 N1 C2 Ω
100オームのVRを使って、
50Ω負荷でSWR=1.0になるように設定しています。
参考計算
① フェライトコアFT50-43のAL=523
これにN1=40回巻くと L=836.8μH
② L=836.8μHの135kHzに対するリアクタンスωL=709Ω
③ VR=100オームの設定値=85.1Ω
④ ωL÷VR=709÷85.1=8.3 で、5倍以上となります
小型・軽量なので、移動運用などに良いと思います
100W50オームのダミーに対して
135Kと475Kの100W測定でも良好でした。
来年1月予定の父島運用に持参の予定です。