長中波帯で運用するための測定器を紹介します。
① LCR計 DEー5000
インダクタンス、容量、抵抗値を測定します
LとCの測定時の信号周波数は100kHzに設定します
② テスター RD701
1MHzまでの周波数計としても使えます
⓷ DDS発振器 貴田電子の組み立てキット
KEM-DDS-VFO-MC50 発振周波数は直読
周波数の設定は、押し釦で行うので、ゆっくりです
④ XR-2206 CR発信器 サトー電気で入手
周波数の変更はボリウムで行うので、迅速です
周波数範囲:44kHz~1100kHz(任意に設定可能)
発振周波数は、RD701で測定します
⑤ C-BOX 延長コイルの損失抵抗の測定時に使用します。
360pF×2のバリコンと50pFのタイトバリコンの並列
⑥ インピーダンス計 デジタル型 スイッチの抵抗値を読み取ります
長中波帯の空中線の入力抵抗の測定
延長コイルの損失抵抗の測定
⑦ インピーダンス計 アナログ型 ボリウムの値を読み取ります
長中波帯の空中線の入力抵抗の測定
延長コイルの損失抵抗の測定
①と②はメーカー製品なので、説明は省略
自作の③、④、⑤、⑥、⑦を順次、紹介します。
追加
左端:レベル計
オーディオ用の測定器ですが、測定範囲が1MHzまでなので、
長中波信号のレベルを直接、測定できます
中央:オシロスコープ
① 波形の観測、測定
(例:50Ω負荷の電圧波形の実効値が表示されるので、
送信機の出力計算を行う)
② FFT機能による高調波レベル測定
(例:LPFの特性測定)
右端:周波数計 周波数測定の標準器としています