JD1AHCで運用する「延長コイル」を確認します

長中波帯のアンテナは、使用する波長に対して極端に短いので

その電気的長さを延長する必要があります。

このために使用するのが「延長コイル」です

JD1AHCのアンテナは、高さ10m、水平60mを常用していますが、

135K帯の1/4λ=550mなので、

550÷(10+60)≒8 により、約8倍に延長する必要があります

延長は物理的には不可能なので、電気的に延長します

延長コイルを使って、電気的な長さを8倍とします。

 

***550m高の垂直アンテナの場合は、延長コイルは必要ありません***

 

 

 

外径22cm、長さ16cmのエンピ管を使っています

線材は、0.1mm×100本のリッツ線を二重に巻いています

巻き数=90回

固定インダクタンスとして使うので、タップはありません

製作した順番により「L3」としています

 

 

 

可変インダクタンスとして使うコイル

0.1mm×100本と0.1mm×80本の二重巻きです

「L1」です  同じく90回巻き

 

 

 

 

L1のインダクタンス

コイル全体にタップを取る必要はありません

上下を逆に使うと、全体を使えます

 

 

 

L1の内側・・・タップの取り出しです

 

 

 

 

使用中やクロネコ中の損傷を防ぐため、線材表面に紙を巻いて保護します

 

 

 

 

 

固定コイルL3の上に可変コイルL1を置いて使います

L3の最下段「S」が送信機側、

アンテナはL1のタップ1,2,3,4,5,6,7,8を

選択し、アンテナと送信機を整合します

これで整合しない場合は、L1の上下を反対にします

 

 

 

L3に対し、L1を上下に替えて組み合わせると

最大4110μHまで、段階的な可変となります

今までの運用では、L3の上にL1を置き、

L3のSに給電し、アンテナをL1の7番端子に接続しました

この接続位置は、アンテナの大きさ、環境により変化します

 

 

なお、タップでの設定は、インダクタンスが階段的に変化するので、

これを連続可変とするため、「微調整用延長コイル」を用意しています。

次回に確認します。