136K帯でのCM-Aの動作確認です。

メーカー製200W送信機へのドライブに使用する自作10W送信機に

接続した場合と200W送信機へ接続した場合に相違がありました。

 

 

 

回路図

 

 

 

内部

 

 

 

 

10W機に接続し、50負荷での前進表示

ボリウムにより、メーターの針をフルスケールとします。

 

 

 

スイッチを下方に切り替えると、反射電力を表示します。

50Ω負荷なので、反射はゼロとなります。

 

 

 

次に10W機でドライブした200W機(写真左の黒いケース)から

20Wを送信して同じ確認です。

左端のボリウムを左にして表示を絞っています。

 

 

 

この状態で、反射計のスイッチを「反射」側に切り替えると

下の写真の表示になりました。ゼロにならない。

前進で100mA、反射で38mAと読み取れたので、

SWR=(100+38)÷(100ー38)≒2.23

と計算出来ます。

50Ω負荷に対して、反射を表示するとは、不可解です。

 

 

 

 

次に、CM-Bについての確認です。

 

 

 

CM-Bの回路図

CM-Aとは、コイルの巻き数とRの値が異なりますが、

関係式は、成立しています。

 

 

 

 

内部

 

 

 

 

10W機に接続して、50Ω負荷に対し、フルスケールとします。

 

 

 

 

反射に設定すると、メーター表示は「ゼロ」です。

当然の動作です。

CM-Bは接続コードが裏面なので、

送信機の上面に置いて使うのに好都合です。

 

 

 

 

 

次に、200W機の20W出力での前進の確認

 

 

 

 

そのまま、スイッチを下方として「反射」の確認

メーターの針は、「60mA」と示しました。

SWR=1:4となります。

 

 

 

 

ここまでの確認での結果は、

メーカー製の200W機の出力で測定すると、

50Ω負荷に対して反射が測定される、ということになりました。

以上をまとめると下図になります。

 

 

結論として、

200W送信機に自作CM計を接続すると、不可解な反射を表示する。

しかし、200W送信機の内臓メータでは、

反射=ゼロなので、運用には問題なし。

 

 

なぜ、こういう不可解な事が起こるのか。説明出来ません。

 

200W送信機には出力計(前進と反射の切り替え)

が内臓されているので、運用時にはこれを使い、

自作のCM型反射計は自作475K送信機に使います。

 

なお、200W送信機は、サムウエイ社に特注したもので、

HF帯用のリニア・アンプDXV-500Zを活用して、

136K帯の200W機に改造したものです。

リグの名称は、「DXV200S-135」(保管ケース)ですが、

筐体の刻印やメーターの目盛りはHF帯の500W用の表示がそのままです。