私は保守的な親に育てられました。
今思うと親の価値観を知らず知らずのうちに強く刷り込まれ今苦しんでます。
母は私がレールに乗らず人生を踏み外すことを非常に恐れていて、テレビ番組とかで【ザ・ノンフィクション】とか色んな人の人生の番組とかを幼い小学生の私に見せて「こんな結婚をしたから、この人はご苦労なさってるのよ。愛情はすぐに冷めるから、やっぱり結婚相手はお金が大事よ」とか「大学くらいでないと仕事がないわよ。大企業で働かないと自営業は浮き沈みがあるのよ」とか自身の狭い人間関係やテレビでみた話を延々と不自然なくらい牽制のように言われ続け育ちました。
母のことは苦手で、極端な間違った価値観を持つ人間だなと思いつつも、知らず知らずのうちに私の価値観が醸成されました。
うちはヘリコプター🚁ペアレントで、私の進路を大学生になっても親がすごい口出してきたんだけどね
そんなこんなで、好きなことを仕事になんかできない。仕事は辛いけど、親が喜び親が周りの人に言える安定した大企業に入り、そこでずっと務める。金融など硬い仕事がよいと思いそうしました。
自分がADHDで金融に向いてないなというのはすぐに気がつきましたし、なんだかんだ仕事は辛く辞めたいなと思う日々ですが、親の教育の賜物か失敗が怖くて新しいことに挑戦できない。
転職を考えたこともあるけどリスクを考え断念。
思考停止で大企業だから福利厚生がいいからとメンタルを崩しながら続けてきました。
先日紹介したこちらの本。対人関係だけではなく自分のチャレンジやらキャリアについても深く考えさせられました。
今は変化が激しい時代で終身雇用など崩れてきているのに、挑戦ができず、0か100かの極端な思考になり【変化が怖い】という現状維持バイアスが働き何も変えたくないな。変えるのが怖い。と思って思考停止して我慢してますが、踏み出す行動力も多少必要です。
逃げてはいけないと親に教えられ続けて、合わない職場で職場にいるのも辛くて苦しい状況で、会社行っても役立たずのお荷物で居づらく、メンタルが病んでいるのに逃げ出せない。
会社辞めたら自分の大切なアイデンティティがなくなるくらいに思ってます。
本書を読んで少しだけ、気楽になりましたが、短い人生で誰にも必要とされない職場にしがみつき、我慢して辛い思いをするより逃げてもいいのかな?
親に堅苦しく育てられて柔軟性がなく、人生の大事な局面で、選択ができず、正しい選択なのか悩んでウジウジしていつも踏み出せません。
正しい選択をしようとするのでなく、選択したものを正しい答えにする努力が大事。どうしても選ばなかった道を考え悩むから正しい選択などできない。とあり納得しました。
仕事に関しても明らかに向いてない金融機関の本部スタッフで向いてないからアウトプットもクオリティが低く評価もされず、私は仕事ができない無能な人間で飼っていただいてる。と思ってますが、適材適所があり適切な場所で自分がいても苦しくない場所を探す勇気も必要かな?と思い始めました。

子供には肩の力を抜いて適当に生きて欲しいです。